帰省3日目


6時起床。今朝は、お向かいの家が見えないぐらいの深い深い霧。チャンス!とばかりに早朝散歩。


日曜日。霧。誰もいない、静かな静かな朝。地球上にひとり、取り残されたような気分。ちょっと怖い。


ヒメオドリコソウ。小さい踊子草だから、姫踊子草。


霧の細かい粒子をまとった姿は、可愛らしさも倍増。春なのに、霜が降りたときのような画が目の前にある不思議。


休んでいる田んぼに群生。これだけ一面にあると、見事だねぇ。


この、田んぼの水路を見て、 「タイムマシンって、意外とこんなシンプルな形なのかもしれないなぁ」 と日記に書いたことを思い出した。


ここは、過去や未来に繋がっている秘密の入り口かもしれないなぁ。大人のサイズでは絶対に入れないサイズなのがまた、そう思わせるね。


歩いているうちに、少し霧が晴れてきた。


よし、神社まで行ってみよう。


霧の神社も良い。


鳥居の左にある二股のケヤキは樹齢千年、ウエスト6.5メートル。


ここにも広がる、ヒメオドリコソウ


ニングルが住んでいそうな気がしてならない。姿を見せて欲しいなぁ。


霧のおかげで、蜘蛛の巣にかからずに済んだよ。


森林浴。しっとりした空気も、ひんやりした温度も、やわらかい光も、何もかもが心地よい。全てが最高のチャンネルに合っている気がする。


霧のせいで足元が滑る、滑る。でも、このまま霧が晴れないといいなぁ。


帰り道。すっかり霧は晴れた。


さっきは気付かなかった、ばっけ (ふきのとう) 。いっぱい居たんだねぇ。


あらら、ここは美瑛か!?


このつくしにも気付かなかったなぁ。
東京のつくしより、生き生きして見えるのは、霧を浴びた後だからかな。


最高に楽しい霧の中の朝散歩だったが、家に帰ると家族は呆れていた。もったいないなぁ、なんて思うのは、ここに住んでいないからだね。


日曜日ということで、お義姉さんとチビたちと一緒に、買い物へ。


車で走っている途中、私にはなかなか姿を見せない岩手山がっ!やったー!!!
チビにスマホを渡して写真を撮ってもらった。うん、なかなかイイじゃん。朝から昼から、なんてイイ日。ふふふっ。