煌びやかな世界


宝塚歌劇を観たことがない。今の今まで観る機会がなかったし、興味もなかった。そんな私が昨夜、ヅカ大好きな同僚に誘われ、ビックエコー有楽町店の宝塚歌劇ルームへ行ってきた。
この部屋が出来た時にはかなり話題になったので、この同僚と 「行こう!」 と言っていたものの、ずっと先まで予約がいっぱいで、約束はそのままになっていた。昨日はたまたま同僚の彼が予約をすることができたそうで、私にも声を掛けてくれたのだった。


到着すると、そこは入り口から既にキラキラー!


いやぁ、ビックリしたねぇ。免疫がないだけに、かなり。そこは別世界だった。
壁二面がスクリーンになっていて、4種類の映像を映して観ることができる。この写真に写っていない向かって左側の長い壁には、巨大な写真というかポスターが。花組の部屋なので、その組の写真ね。私には全く分からないが、同僚カップルによると、その出演者や衣装で演目が分かるそうだ。


通常のモニターの方にはカラオケ同様、各公演の映像を1曲ずつ流すことができる。観るもよし、歌うもよし!


宝塚歌劇ルームのオリジナルドリンクは2種類、その名も 「タカラヅカ・ローズ」 と 「スミレ・ロマンス」 。実は私だけ仕事の都合で遅くなったため、既にテーブルにはこのふたつのドリンクが並んでいた。
「ドリンク、どうします?」 と同僚ちゃんに聞かれ、いつもなら 「とりあえずビール!」 と言うところだが、今日のところは 「す、スミレ・ロマンスにしよっかなぁ…」 。


初心者には、なかなかハードルが高いゼ!


スミレ・ロマンスは、ロマンスな味と香りだった。飲み物を口に含んで花の香りが広がるって、なかなかナイっしょ。ビックリしたなぁ。。。


手前のクリアファイルは、この部屋限定のサービス。各組のトップが微笑む。たまらない、らしい。この時点では全くどれが誰かわからなかったが、これがねぇ、たくさん映像を見ていると、少しずつ分かってくるんだよね。この人は美人だとか、この人は歌が上手いとか、この人はカッコイイとか、やっぱりそれぞれのトップはステキなのだ。


有楽町店には、宝塚歌劇ルームがふたつ。この日は、宙組の部屋へ通された。予約の時に、 「空いていたら、途中で部屋を移ることもできる」 と言われたそうで店員さんに聞いてみたところ、OKとのこと。わーい!移動した花組部屋も同じ作り。壁二面がスクリーンで、大きい向かい側一面にはこの写真。いやぁ、こちらも華やかだねぇ。


合計3時間、宝塚歌劇の映像を観続けるのは、滝の真下に立って水を浴びているようだった。水じゃなくて、音と光と華やかさとキラキラと、いろんなものをずっと頭の上から、ね。いやぁ、浴びた、浴びたぁ!