暑い、熱い!


友人と原宿駅で待ち合わせをし、代々木公園で開催中のタイ・フェスティバルへ。


今日の最高気温は28℃とのことだが、 「んなハズないっしょ!」 という暑さ。日焼け防止の首巻きもUVカーディガンも、帽子だって暑い、暑い!からいけれど、暑いけれど毎年参加したくなる、とにかく美味しいイベント。
さぁ、行くよー。


回を重ねるごとに出展数も人出も増え、今日はものすごいことになっている。いやぁ、まともに歩くこともできないね。とりあえずビールを買い、ずらーっと並ぶお店を眺めながら、何を食べようか悩む。
「あっ、あれ美味しそう!」 「こっちもー!」 「あー、どっちも食べたい!」


テントごとにメニュー写真が工夫されていて、それが70店以上も。 「あー、胃袋が4つ欲しい〜!」 と、炎天下で顔を真っ赤にし、麦酒汗をかきながら思う。


奥はガパオとグリーンカレーのハーフセット。手前はカニの何とかで、右は何とかいう発酵ソーセージ。うーん…。タイ料理は名前が難しくて、覚えられないんだよねぇ。そんな人は、料理からタイ語を覚えよう!
素材:カーオはご飯、ガイは鶏、クンは海老、プーは蟹
調理法:ワーンは甘い、ペッは辛い、ケムは塩辛い
調理方法:トムは煮る、パッは炒める、ヤムは混ぜる
「煮る+混ぜる+海老」 で 「トムヤムクン」 となるワケだ。うん、コレは面白い。


お腹を満たして、またタイビール。
だって、水分はすぐ汗になって、外に出ちゃうんだもの。


ビールを飲みながら並んだのは、マンゴーかき氷の列。どの店でも、マンゴーかき氷の行列はもの凄いことになっていた。
でも、どうしても食べたい!だって、美味しそうなんだもの。。。


「並ぼうかっ!」
欲望とは恐ろしい。ビール片手に、行列の最後尾へ。 「マンゴーかき氷以外、どの並びでも注文できます」 とは、このお店のお兄さんの叫び。それほど、人気がすごいんだよねぇ。


あとちょっと!というところで、お店のお兄ちゃんのTシャツがやたら可愛いことに気付いた私たち。


人生で初めてのセリフ、 「お兄さん、胸の写真撮ってもいいですか」 。
お兄さんじゃなくてお姉さんだったら、変態扱いされていたかも。タイのお兄さん、優しくて可愛かった!


いよいよ私たちの順番がっ!テントの最前列に立つと、厨房の熱気が伝わってきた。伝わってきたっていうより、襲ってきた。
暑い、暑い!!!!!


かき氷を作っているのに、余裕で40℃以上はあると思う。作る方も、大変なんだねぇ。若いタイ人のお姉さんがふたり、かき氷を最前列でさばいていた。 「テントの中、すごく暑いですねー」 「はい」 満面の笑み。なんて健気で可愛いんだ! 「大丈夫?」 と聞くと 「はい、大丈夫!」 とまた笑顔。うーん、エライ!



炎天下で並ぶこと20分ちょっと、やっと手に入れた500円のマンゴーかき氷。美味しそう!
フレッシュがゴロゴロ載っているお店もあったが、ここは濃厚ピューレがご自慢のタイプ。他のお店よりも高さがあるね。


木陰を探し、いっただっきまーす!
あー、美味しい、美味しい!これが500円でいいのか!?ってぐらい美味しい。濃い、濃い!フレッシュを食べているみたいに濃い。 「あー、幸せ」 と友人。分かる、分かる、その気持ち。温泉に浸かった瞬間、 「あー、幸せ」 って言っちゃうのと同じだね。


ここから先は人出がものすごいことになり、ギューギュー詰めの会場は、転ばず歩くのがやっと。ラッシュの電車の中を無理やり歩くような感じだった。渋谷側のゲートに出た時にはもう、ぐったり。。。
でも、やっぱり来年も来ちゃうんだよねぇ。タイの魅力、タイ料理の魔力。暑い、熱い!タイフェス。また来年ねー!