平等の世界


今日は一日中、雨。弱くなったり強くなったり、上がるのか!?と思うと、また強くなったり。そんな中、雨ニモマケズに映画を観てきた。


『ギヴァー 記憶を注ぐ者』
ここでは誰も過去の記憶を持たない。荒廃の後、人々は、新しい社会を作り上げた。完全に平等な社会である。差異のない世界、差異がなければ争いも起きない。“恐れ”“苦痛” “憎悪”は、もはや死語と化し、人々の記憶から消し去られた。人々は争いを避けるために、何かあれば、すぐに他人に対して謝罪をしていた。


ラストに向けて少々やっつけ感があったが、映像化となると仕方がないのかもしれない。負の感情も、生きていくうえでは必要なものだと再認識。


帰りに寄ったコーヒー屋さんでは、レジ前でお財布の小銭を派手にばらまいてしまった。バッグを持って、傘を持って、買い物袋を持って、お釣りを財布に入れて…もう無理!ってところで、ジャラジャラ。。。
「あーあーぁ…」 と一緒に唱えてくれたおじさんとおばさんが、小銭を拾うのを手伝ってくれた。ありがとうございます!


「ホント、ありがたいなぁ」 とコーヒーを啜りながら、しみじみ。さっきの映画を観たことで、余計にそう感じるね。全ては気の持ちようってコトなんだよなぁ。