立川談笑 月例独演会 其の163回



この月例、結構たくさん通ったつもりでいる。ココで日記を書く以前から通っているし、100回の時は手ぬぐいをいただいた。それでも一度も経験したことがないことがひとつだけ。それは最前列の席。


寄席なら早く行けばいいのだが、こういう椅子アリの席だと自力ではどうしようもない。月例でも他の落語会でも一門会でも、一度も談笑さんを最前列で観たことがない。2列目はあったんだけどねぇ。それが今日は、1列目!驚いたねぇ。。。



小噺をいくつか続けたあと、最近の世の中は嫌なニュースばかりなので、今日の演目は芝浜みたいなものではなく、軽く笑えるような、そんな感じのものをやりたい、と談笑さん。
仰ったとおり、どの演目も談笑さんらしい小ネタを盛った、笑える会になった。


「狸の札」 は130回の月例でもやっていた。もちろん、内容は変化 (進化) しているけどね。同じ9月って、偶然なのかなぁ。
「鰻の幇間」 で、イラサリマケー!が出るとはねぇ。これは今日いちばんの爆笑。
「不幸者」 はネタおろしだとか。お囃子が加わった瞬間、自分の中に浮かべていたお座敷の画に、パーっと鮮やかに色がついた。不思議な感じだったなぁ。効果絶大!


次に 「初めて」 に出会うのは、どの月例かなぁ。これだから、談笑は止められない。