大雨ニモマケズ


今日は、仕事を半休して浅草へ。月に一度の、岩手のお酒と美味しいお料理を楽しむ会へ参加するためだ。
が、今日の天気予報は雨。雨といってもただの雨じゃなくて大雨。夜に向けてどんどん酷くなる、と。元同僚のおじさまと待ち合わせをしてお店に向かったのだが、いやぁ、どしゃ降り。靴の中までびしょ濡れでお店に到着。
待っていてくれたのは、岩手は喜久盛酒造さんのお酒たち。やったー!


酒蔵さんのご挨拶からの乾杯!さぁ、飲むぞ、食べるぞ。


最初のお料理は、生湯葉といくらの醤油漬け。
上のワサビが利いて、お酒の入口には相性ピッタリ。


左から鱧ざくと加賀野菜の金時草、秋刀魚のオイル蒸し、栗のコーヒー煮。


金時草、初めて食べたが、少し苦味があってたまらなく美味しい!サッパリした鱧に合うねぇ。秋刀魚のオイル蒸しは、缶詰のオイルサーディンの秋刀魚版のようなお味。あまりに美味しくて、お店のご主人にわざわざ 「美味しいです!」 と声を描けたほど。



お椀は、生の毛ガニを使った蟹しんじょ。
カニを味で選んだら、やっぱり毛ガニだよねぇ。風味、美味しさが格段に違うもの。
この蟹しんじょの風味といったら、もう!卵豆腐も優しいわぁ。


美味しくて、お酒もどんどん進む、進む!


お刺身は、生の本マグロと赤貝。
下のタレと一緒にいただく。あー、マグロのザクリとした歯ごたえ、たまらんなぁ。貝好きのお母さんに食べさせたいわぁ、この赤貝。


そろそろ、ぬる燗かなぁ。。。


鰆の幽庵焼き。
普段は、身のほぐれ感があまり得意じゃない鰆だが、下の秋刀魚の肝ソースと一緒にいただくと、それが全く感じられない。


お魚に、ほかのお魚の肝ソースを合わせるって、面白いなぁ。
熱燗にも最高だね、肝ソース。


会は、この辺りが盛り上がりのピーク。
あっちでもこっちでも、大きな声が上がってくる。度々、酒蔵さんにお酒のことを尋ね、丁寧な説明をしていただく。


へしこ。お酒のためにあるお料理だね。相方おじさまは、これがとっても気に入った様子。うまい、うまい!と連呼しているよ。ふふふ。


冬瓜の湯葉卵白あんかけ。
お酒を流しまくった体に冬瓜がとても優しく、ホッとしてしまい、写真を撮り忘れてしまった。この写真は、相方おじさまの撮ったもの。


美味しいなぁ、とろみのあるお出汁。これをみんなが食べたら、世の中から悪人が居なくなるね、っていう味。


待ってました!の、店主手打ち蕎麦。今日は藪川。
どんなにお酒を飲んでも、どんなにお料理をたくさん食べていても、このお蕎麦は別腹。いくらでも食べられるね。


相方おじさまも同感のようで、おかわりでもう1枚もらったよ。
ねー、いくらでもイケる。


デザートは、梨と赤ワインのゼリー和え。
実はもう、一升瓶はどれも空っぽ。祭りが終わったかのような静かな空気に徐々に戻ってきているところに、このサッパリしたデザート。あー、終わっちゃった、という雰囲気が、ちょっと寂しい。
酒蔵さんが来ているオリジナルTシャツがカッコ良く聞いてみたら、今日何枚か持ってきているとのこと。私も1枚売っていただいた。わーい、わーい!どこに着ていこうかなぁ。楽しみ!イイ夜だったなぁ。