手土産でお土産

23日の月曜日、叔母の家に行った。入院のための書類に連絡先として記名・押印をしてもらいたかったので、叔母の店が休みの月曜日に遊びがてらお邪魔した。
当日はWBCの日本vsアメリカ戦。いつも遊びに行くと叔母がたくさんの手料理を作ってくれるのだが、野球好きの叔母と一緒にTVを観たかったので、手土産には出来合いの惣菜を買っていくことにした。


東京駅グランスタのブルディガラでイチジクパンを買いたかったのだが、時間が早すぎてまだ納品になっていないとのこと。そこで、レーズン&くるみのパンを求めてDEAN&DELUCAへ。パンを無事に買い、ついでに惣菜もデルーカで買った。


今日の惣菜4種。グランスタのデルーカは店が狭いため、惣菜も量り売りは無く、ケースに入ったものだけが売られている。写真左上から時計回りに
・くるみの香りのする5種類の豆のサラダ
・きのことオリーブのマリネ
ラタトゥーユ
・小エビとミニ甲イカオーロラソース
どれもデルーカ定番メニューで、自分が好きなものだらけ。お店をやっているため殆ど外出しない叔母には、初めて口にするものだらけだったようで、見た目もキレイだと喜んでくれた。


葉物が食べたかったので、サラダを購入。
・季節野菜のグリルサラダ
最近、自宅でも野菜のグリルを好んで作っているので、叔母にも食べてもらおうと選んだ。
野菜はグリルすると、甘さが増すので不思議だ。
叔母も、炒めてばかりだから今度はグリルにしてみよう、と言っていた。ズッキーニが気に入ったようだった。


サラダをもう一品。
・グリルチキンのシーザーサラダ 温泉玉子添え
こちらは食べ切れそうになかったため、叔父が帰ってきたら食べてもらおう、ということで手を付けなかった。デルーカメニューの中でも良く買うサラダだ。
これらに叔母の手作りおかずも加わり、おしゃれランチをした。

夕方になり、叔母が私へのお土産を準備し始めた。持って帰るのに重くて大変だから要らないよ、と言うのだが結局はたくさんもらって帰ることになってしまう。母もそうだが、叔母も、帰りにはこうして家にある色んなものを持たせてくれる。本当に有難い。
今回、叔母にもらったお土産の一部。そう、これでもまだ一部なのだ。写真左上の2種類の豆は乾燥した状態なので、これから調理するのが楽しみだ。

・福島のいちご(前日、福島に行ってきた叔父のお土産)
・冷凍いくら(私の母が送ってきたもの)
・兵庫の黒大豆の味噌
・くらかけ豆(長野産)
・赤えんどう豆(北海道産)
・黒ゴマ(私の母が送ってきたもの)
・金の大仏飴
・とらやの残月
・二本松 日夏の洗心亭(もなか)

田舎の母も、東京の母(叔母)も、どちらも私のためを思って家にあるものを詰めてくれるお土産。桐箱に入ったお菓子よりもタッパーに入った家の漬け物の方が何倍も愛がこもっていて有難い。


そうこうしているうちに叔父が帰ってきた。叔母は買い物があり、私もそろそろ帰るため、叔父の運転でターミナル駅に向かった。叔母が私にも買い物に付き合って欲しいというので、3人で駅前のパルコへ。
無事に目的のものを買い終えたところ、叔母が私に靴を買ってやると言って靴屋のあるフロアーへ向かった。要らないよ、という私を半ば強引に連れて行く叔母。一緒に靴を見ているうちに、気に入った靴を見付けた。履いてみてください、という店員さんの言葉に色違い2色を試してみる。どちらも可愛くて困っていたところ、叔母が2足とも買ってくれた。

叔母が会計をしている間、店内のソファーに叔父と座って待っていた。叔父に「お前の靴は傷だらけだなぁ」と言われたので脱いで眺めたところ、右も左も後ろの方が破けていた!確かにお気に入りのバレエシューズで、しょっちゅう履いてはいるが、破けていることには気が付いていなかった。
きっと叔母は、玄関で私の靴を揃えてくれたときに、ボロい靴を履いてかわいそうに、と思ったのだろう。
叔母の買い物の目的は、私の靴の方だったのかもしれない。
おばちゃん、ゴメン!!!