田舎での夏休み・・・4日目

夏休み3日目の昨日は、兄夫婦も仕事を終えて実家に戻ってきた。到着後、一緒に近くの温泉へ。チビふたりは同じ建物内にあるプールのウォータースライダーで暫く遊んでからお風呂で合流。露天風呂に泡の寝湯、ひのき風呂、どれも気持ち良かったぁ。
夜はみんなで手巻き寿司パーティー。準備に忙しく、写真を撮るのを忘れてしまって残念。けっこう豪華だったので、写真に残したかったなぁ。

そして今日、夏休み4日目。兄一家はポケモンの映画を観て買い物をする、と街に出た。私も誘われたが、明日は東京に戻るため、お土産の買出しをしないといけない。じぃばぁと家に残ることにして、チビたちを見送った。

さぁて、お土産はどこで買おう。いちばん種類があるのは盛岡駅だが、この時期は混んでいて買い物も大変だ。やっぱり一昨日も行った花巻空港にしよう。おばあちゃん（母）も一緒に行きたいという。おじいちゃん（父）は体が不自由なので留守番をしていると言っていたが、空港は車椅子を貸してくれるから一緒に行ってランチしてこようよ、と誘い、お墓参りを済ませてから3人で出掛けた。

会社のお土産にお菓子を買い、持って帰ると荷物になるので宅配便で送った。ちょうど、大好きな盛岡の手ぬぐい屋さん　「add」　のワゴンが出ていたので、さんさ踊りやチャグチャグ馬っこの手ぬぐいを買うことができた。ラッキー！
お土産屋さんに戻って必要なお土産をいくつか買い足し、ひと段落したときに目に入ったのが、2種類のアイス。

まずは　「おおのミルク村　ゆめアイスサンド」　。
うす焼き白せんべいの間に、大野村の牛乳を使ったアイスを挟んでいる。うっすら塩味のせんべいと、濃いミルクの甘いアイスの絶妙なバランスがたまらない！

そしてこちらは　「奥中山高原　アイス南部せんべい」　。
実はこのふたつ、見た目はほとんど変わらない。同じ志賀煎餅のうす焼き白せんべいを使っており、中にはミルクアイスを挟んである。
奥中山高原の方は、せんべいにもジャージー乳を使用しているという。こちらのアイスはかなり濃く、せんべいの塩味に全く負けていない。いやぁ、こちらも美味しい。

空港内の　「レストラン安比高原」　でランチ。杜仲茶ポークのステーキも美味しかったが、八幡平牛のハンバーグはめちゃめちゃ美味しかった！お肉のしっかりした味が堪能できるハンバーグで、家族一致で美味しい1位に決定！食べるのに夢中で写真はナシ。。。

空港からの帰り道、ぶどうの出来具合を見たくて、産直に寄った。紫波町はりんごやぶどう、ラ・フランス、桃など等フルーツ栽培が盛んな町で、産直センターが10箇所もある産直の町。今回はその中のひとつ、道の駅紫波にある　「産直センターあかさわ」　を覗いてみた。
時間が遅かったのでぶどうはほとんどなく、野菜の方が多かった。それでも桃やネクタリン、プルーン、ブルーベリー、ブラックベリーなどが並ぶ。西根の産直同様、どの野菜にも生産者の名前が明記されていて、どれも安い！安全・安心・安価の三拍子が揃っている野菜や果物を求め、たくさんの人が買い物カゴをいっぱいにしていた。

私は果物のなかで、ぶどうがいちばん好きだ。そのぶどうの中でも　「藤稔（ふじみのり）」　という品種がいちばんのお気に入り。巨峰をひとまわり大きく、そして甘さもプラスしたような黒くて大きなぶどうだ。兄が毎年、送ってくれるので楽しみにしている。
いまの時期、産直に出ているぶどうはデラウエアやアーリースチューベン、ブラックオリンピア。藤稔は今月の終わり頃になるそうで、今日は買えなかった。写真に写っている黒いぶどうはブラックオリンピア。粒はそれほど大きくないが、甘めで美味しい。
フルーツの里、紫波町の人たちは、りんごやぶどうを品種で呼ぶ。「ぶどうが好き」　ではなく　「スチューベンが好き」　という具合だ。りんごも同様。和名が多いりんごに比べ、ぶどうは片仮名が多く難しい。。。

これを見て　「サンゴ？」　と思う人は多いだろう。
色といい形といい、パッと見た感じはサンゴそのものだ。どれも本当にキレイな色で、見とれてしまう。今日はピンクだけで、白や黄のほうき茸は売っていなかった。
これは　「ほうき茸」　というきのこ。枝分かれしている形がほうきのように見えるので、そういう名前になったそうだ。炒めても煮ても炊き込みごはんにしても、どう調理しても味が良い。こういう形なので洗ったり虫抜きをしたりするのが大変だが、塩漬けしておけば長期保存ができる。
食べるよりも観賞用として欲しいほどの鮮やかさだ。

どの産直でも思うが、量が多すぎ！という野菜がたくさん売られている。漬物用に売っているからだ、とおばあちゃんは言っていた。白菜の大玉が3個セットになっていたり、大根が5本ぐらい束ねられていたりするのを見たことがあるが、確かにどれも漬け物にする野菜だ。
そしていまの時期はきゅうり。この一袋に5キロ入っている。お値段500円。1キロ100円ということか。東京で生活をしている私には、野菜をキロ単位で買うなんて考えられないが、田舎ではこうやって普通に売っている。
そういえば、うちの前のミニ畑にも、おばあちゃんが植えたきゅうりが生っていた。とても大きなく、「ズッキーニ？」　と思うような、子供の腕ぐらいの太さのきゅうりで、手巻き寿司のときに大活躍だった。

この日の夕方は、夕焼け空だった。
建物が低いので、田舎の空は広い。
筆をサーッと滑らせて書いたような雲が赤く染まっていてきれいだった。

秋の空のようなうろこ雲も、赤く染まっていた。
右側の雲、ピノキオじゃない？
ピノキオが何か蹴っている画に見える面白い雲。
秋はこういう雲の画がいろいろと見られるので、空を見上げるのが楽しい。

夜は家族みんなで花火大会。
最後はお決まりの線香花火競争。けっこう風があったので、なかなか最後まで行けず悪戦苦闘。
花火を終え、みんなでスイカを頬張った。
昔も今も、夏の夜はやっぱりこれだよなぁ。

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●こしぇる工房　add　　　オリジナルデザインの手ぬぐいやふきんは素敵です！おススメ手ぬぐいは「山の幸図録」
●レストラン安比高原（いわて花巻空港）　　　ハンバーグとソフトクリームがいちばんのおススメです
●産直センターあかさわ　　　野菜はもちろん、美味しくて新鮮な果物がたくさんあります