お詫びのお菓子 「らかん餅」

今日も甘いモノを食べてしまった。。。毎日毎日、よく食べる。このペースをキープしてしまったら危険だぁ!



同僚Hちゃん提供、川越菓匠 くらづくり本舗の 「らかん餅」 。
喜多院・羅漢さまの心をお菓子に托した川越大師名物。精選された求肥に風味の良い黄名粉をまぶし、上等の黒蜜で召し上がるその味は、懐かしいふるさとの味わいです』 とのこと。
信玄餅をひと回り大きくした感じだ。求肥は小さく6つにカットされていて、とても食べやすい。黄名粉の量がかなり多く、粉を撒き散らしながら、美味しく頂いた。
ぎゃはは!ありがとうHちゃん。
さて、なぜ 「ぎゃはは!」 なのか・・・

数日前、お客様からホールケーキを3つ頂いた。みんなバタバタしている中、Hちゃんはみんなのためにホールケーキをカットし、すぐに食べたい人には紙皿とフォークまで準備して配ってくれた。
何人かが食べた後、また事務所内が仕事でバタバタし始め、まだ食べていない人も暫くはケーキに手を付けられそうになかった。気を利かせたHちゃん、冷蔵庫のスペースを取らないよう、半分ずつになったホールケーキ2個をひとつの箱に一緒に入れた。
ハーフ&ハーフ状になったケーキ。詰め替えをしていたHちゃんは、溢したクリームを拭き取ろうと台拭きを持ってきて、汚れた台を拭き始めた。


そして事件は起きた。
「ぎゃーーーー!」 というHちゃんの恐ろしい声。何事かとHちゃんを見ると、足元に逆さまにひっくり返ったケーキがっ!そのぐしゃぐしゃ具合は、テレビで見るコントのようだ。ライブでドリフを見ているみたい。
「うわぁ、ごめんなさい!私、先に食べたのに・・・食べていない人もいるのに・・・私、先に食べたのに・・・」 と同じ言葉を繰り返すHちゃん。
あまりの面白さに大爆笑の同僚たち。その笑い声さえHちゃんの耳には入らない様子。ひたすら 「ごめんなさい・・・」 を繰り返す。更に悪いことにそのケーキ、この会社にとっては取引先となる私のグループ会社の社長が持って来てくれたケーキだった。涙目で私に謝るHちゃん。普段、強気でそういうキャラじゃない彼女を見て笑い転げたが、本人にとっては大事件だったようで、次の出勤日に事務所のみんなにお詫びのお菓子として 「らかん餅」 を買ってきてくれたのだった。


Hちゃんのケーキ事件直後は、電車の中や街中で急に、足元にひっくり返ったハーフ&ハーフケーキの画が頭に浮かび、ニヤニヤが止まらず大変だった。せっかくみんなのためにケーキをカットしてくれたのに、最後にこんなことになるなんて。。。
いやぁ、今年初の満点大笑いだったなぁ。
Hちゃんが、未だにこのネタで同僚にいじられているのは言うまでもない。


川越菓匠 くらづくり本舗   小江戸・川越を代表するお菓子は、種類もたくさんあり、お取り寄せもできます