節分の福豆

今日は節分。ひとり暮らしだと豆まきなんてやらないが、それでもこういう季節の行事はきちんとしたいもの。
うちの田舎では、豆まきには落花生を使う。ウィキにも出ていたが、北海道・東北・北陸・南九州では落花生を使うそうだ。東京に出てきてからの初めての節分、スーパーで売っている豆まき用の豆が炒った大豆だったことに衝撃を覚えた。「これを撒いて、拾って食べるの???小さくて拾うのが大変なんじゃないの???年の数だけ食べても少なくないか???」 と。落花生だと、豆の数は年の数×2になるからねぇ。



数日前、紅谷さんに和菓子を買いに行ったとき、和三盆を塗した福豆が売っていたので、今日のために買っておいた。これが、とても美味しい!年の数の何倍も食べたくなる。
今日は節分だから、島の同僚にも買ってあげよう!と昼休みに買いに行ってみたが、もう4袋しかなかった。ちょうどお昼を交代で取っている時間だったので、たまたま残っていた4人におすそ分け。自分の分はこのあいだ買ってあったので、それをいただいた。
袋の中のお豆さんは30数粒。 「年の数、ありそう」 と言った女子に、「私は足りなーい!」 とツッコミを入れたのはAちゃん。「足りるか足りないか微妙です」 と言った王子は今月誕生日だとか。みんな、鬼を追っ払って福を呼び込んでおくれ!



こちらは一昨日、遊びに行った調布のおばの家でいただいてきた深大寺の福まめ。
節分が近いことと、私がお豆さんが大好きなことを知っているので、おばが用意してくれていた。「ちゃんと、深大寺でお払いしたお豆さんだからね」 と。本来、節分の豆はスーパーで用意するのではなく、こうやってお払いしたお豆さんをいただくんだろうなぁ。ありがとう、おばちゃん!結構な量があったので、自分の分を少しだけ取って、あとは同じくお豆さん好きな鉄子ちゃんにおすそ分け。みんなで少しずつ分けて食べていた。みんな、福が来るといいねぇ。
そういえば、この間お母さんから届いた宅配便に入っていた巨大な袋の落花生は、節分が近いから入れてくれたんだろうなぁ。

親と一緒に住んでいた頃は必ず豆まきをしたが、そんなこともなくなって何年経つんだろう。少し寂しい気がする。
今日、部屋に帰ったら、お母さんから送られてきた落花生で豆まきしてみようかな。窓を開けて 「鬼は外!」 なんて豆を撒いたら、近所から苦情がきそう!都会生活って、嫌ぁねぇ。。。
東京なんて、鬼がいっぱい巣くっていそうな街なのに。誰か、ヘリで上空から豆でも撒いて鬼を追っ払ってくれないかね。