青梅市 吉野梅郷 「梅の公園」 ・・・その２

昨日の日記は、梅の公園の写真だけでいっぱいいっぱいになってしまったので、その他の様子を記録しておくことにしよう。

青梅線　日向和田駅のホームからの景色。
静かな単線ホームに、鉄子ちゃんは大興奮！　「いいッスねぇ、ここの感じ」　と喜んでいた。
その隣で私は、田舎の駅を思い出していた。うーん、ここも東京都なんだよねぇ。
私たちは誰も居ないホームをしばらくウロウロしていた。駅員さんに、W鉄子だと思われたかも。

駅を出てから、駅舎の脇に大きな切り株を使ったテーブルと椅子があるのを見つけて腰掛け、同じ電車に乗ってきた団体さん達が通り過ぎるのを待った。
私たちはのんびり行こうチームなので、ガヤガヤの中ではどうも居心地が悪い。　「せっかくだから、買ってきたパンで腹ごしらえしてから行きましょう！」　という鉄子ちゃんの提案で、パンをいただいた。団体さんたちは　「あら、もう食べてるわ！」　と言いながら、私たちを見て笑っていた。
満腹になってから少し歩いたところにあった　「へそまんじう」　の看板。お花見用に買っていこう！ということでお店に行ってみると、こんな面白い看板が！

梅の公園までの道の脇で、キレイに咲いている黄色い花を見付けて、また寄り道。
それは、私たちの背よりも大きなミツマタだった。少し離れた所から見たときは丸い玉に見えたが、近付いてみると丸い玉は小さな小さなお花の集まりだった。ひゃー、カワイイ！

ミツマタを楽しんだあとは正規ルートに戻り、再び梅の公園を目指す・・・ハズだった。が、なにやら美味しそうな匂いがする。

道の脇で売っていたのは、大鍋に入ったこんにゃくだった。大鍋はふたつあり、ひとつには玉こんにゃく、もうひとつにはイカと煮込んだ黒こんにゃく。イカの匂いに負け、黒こんにゃくを選択。お店のお姉さんに　「写真を撮ってもいいですか」　と聞くと、「いいよ。イカが見えるようにしてあげるね」　と、隠れたイカをお鍋の真ん中に載せてくれた。いい人だ。
その場でひと口ガブッ！イカの風味がこんにゃくに染みて、思わず　「美味しい！」　と言った。するとすかさずお姉さんが　「もっと大きな声で！」　と言うので、私たちはまた　「美味しいっ！」　と大声で言った。これを繰り返すこと3回。周りのおばさんたちは、それを見て笑っていた。

こんにゃくをかじりながら、梅の公園に向かう。きっと、同じ電車で来た人たちはもう、とっくに公園に着いているだろう。
公園に向かう道の脇には、たくさんの梅が咲いていて、街じゅうが梅の香りに包まれている。ステキだねぇ、と言いながら、キョロキョロと次の寄り道先を探す私たち。
そんな私たちの目に入ったのがこの　「観梅通り」　の標識。標識じゃなくて看板かな？梅の花の形に型抜きされたこの看板の後ろにも、見事な満開の梅の木。いいねぇ、と言いながら、また立ち止まって暫く眺める。

見上げたあとは、足元に梅を発見！これは青梅市のマンホールの蓋。
梅にうぐいす、なのかな？徹底した梅っぷりに頭が下がる。そういえば、都心のデザインは桜だったよなぁ。
枝に咲く梅だけでなく、よく見るとうぐいすは梅の花の形で囲まれているではないか。素晴らしい！

しかし、こんなにぷらぷら歩いている私たち、いつ梅の公園に着くんだ？

やっと梅の公園の入り口に到着。ここで普通ならすぐに入園するのだろうが、私たちは入り口脇のベンチに腰掛けて休憩。公園の梅を外から観ながら、駅前で買ったへそまんじゅうをいただく。「まんじゅうが、まだ温かいよー！」　と言いながら、2個ずついただいた。この餡子がめちゃめちゃ美味しかった！とろみがあって、小豆の味がしっかりしていて、皮は柔らかく、本当に美味しかった。
真ん中のへそ部分には、お約束の黒ゴマがっ！　「うわー、へそだぁ！」　とぎゃはぎゃは笑う鉄子ちゃん。そんなに可笑しいかぁ？テンション上がりまくりな私たち。元気になって公園内へ！・・・と、ここから、昨日の日記へ続く。

これは、公園に入ってすぐのところで咲いていた、ラッパ水仙。
いま、アヒル口がブームというか人気らしいが、見事なアヒル口！
突風に吹かれてながらもアヒル口で頑張る人っぽい。
「今日、春一番が吹きました」　のニュース映像で、こんな感じで道を歩いている人が映るよねぇ。

昨日の吉野梅郷の締めはコレ！公園入り口前に作られた郵便局の特設コーナーで売っていた、吉野梅郷の切手シート。80円切手のシートと50円切手のシートを1枚ずつ買った。吉野梅郷で撮られた見事な写真たちが切手になっている。少し割高だが、たくさん売れていた。
ここで2000円分以上買うと、郵便ポスト型の貯金箱をくれるという。私は2100円分を買い、10色の中から定番の赤いポストをいただいた。やったー！鉄子ちゃんは緑色のポスト、現地で合流した仲良しの従妹は白いポストをいただいた。満足、満足！郵便局の方は　「この貯金箱にお金を貯めて、それを郵便局に貯金してくださいね」　と言っていた。商売上手ねぇ。

実は、ここからまた色々あったのだが、今日のところはここまで。また別の日に書くとしよう。
とにかく長く、楽しい一日だった。ふーっ。。。