痛みを忘れさせる甘いモン

いやぁ、どうしたものか。腰痛が酷くなる一方だ。朝がいちばん酷く、ホームで電車を待つときは 「もう限界だー!」 と何度も思う。朝の通勤電車は、どうしても座って行きたい (というか座らないと腰が耐えられない) ので早めにホームへ行き、15分ほど並んで最寄駅始発の電車を待つのだが、この待っている間が地獄。腰への負担を軽くするために荷物を足元に置いても、腰のビリビリは止まらず、立っていられないほど。
何だろう、この痛み。ヘルニア持ちではあるものの、ヘルニア特有の神経に障ってビーン!と足を縦に走る痛みではなく、腰周りだけがビリビリ・ジンジン・ギシギシと痛む。こりゃぁ、本気で病院に行かないと普通の生活ができなくなりそうだ。もう、ロキソニンも全く効かないもんなぁ。もしかしたら、ヘルニーちゃんの痛みぐらい手強いかも。


事務所の中でも、腰をかばっての牛歩。かなりしんどい。 「もー、どうにもこうにもならん!」 と昼休みに甘いモノを求めて牛歩外出。目指すは、いつもの大好きな和菓子屋・紅谷さん。助けてー!紅谷さん!

ガラスケースの中は、華やかな和菓子でいっぱいだ。どら焼きやお団子、焼き菓子など様々あるが、どうしても目がいってしまうのは上生菓子。キレイな色、季節のデザイン、丁寧な細工に釘付け。
悩んで悩んで選んだ上生菓子は3種類。上が 『早わらび』 、左が 『宴』 、右が 『花束』 。なんて美しいんだ!早わらびの本物そっくりな焼き目、ひょうたんに降ったひとひらの桜、花束の本当に細かく丁寧な細工。食べるのが勿体ない。ずっと眺めているだけでも楽しい。どれも、大好きな薄色のこし餡が入っていて、とても上品なお味。あー、ホッとするわ。


そして、いつも季節の和菓子が置いてある位置にあったのが、この 『はっさく餅』 。よく見ると分かるが、はっさくがひと房、丸ごと求肥に包まれている。包まれている、というのはちょっと違うかな。横から見ると、パックマンがはっさくをカプッとくわえている状態。何か、色気がないけど、この表現がピッタリだ。
求肥の中には白餡が入っている。うーん、甘いモンと酸っぱいモンを一緒に食べるのか。紅谷の方曰く 「あまり酸っぱくないはっさくを使っているんですよ」 とのこと。色取りがキレイで可愛らしいので、チャレンジ!と買ってみた。
そしてそして、美味すぃぃー!甘味と酸味の絶妙なハーモニー。ルルルゥー!だよ。びっくり!

和菓子を食べている時は、腰の痛みも忘れてしまう。食べ終わるとまた、痛みを感じてしまう。
それならいっそのこと、和菓子を食べ続けるか?あー、残念ながらダイエット中だったんだ。。。うー、ストレス!


御菓子司 紅谷   とにかく、こし餡は美味!3月の雛祭り菓子や道明寺は終わり、夏の 「夕涼み」 が楽しみです。皮が黒めのどら焼きも美味です。



・・・今日の重量【前日比0.2kg、基準日比−1.8kg】 ← 食べても減るのは、腰痛に耐えるためパワー消費しているから?