麦茶を楽しむ

私が中学生ぐらいまで、うちの麦茶は粒々の麦茶豆をやかんに入れて煮出す麦茶だった。細長くて古臭いデザインの袋に入った、茶色い麦茶豆。お母さんは暑いのにしょっちゅう、やかんに火を入れていた。家族がゴクゴクと飲みまくるんだもん、そうだよねぇ。
その後、ティーバッグ式の楽チン麦茶が世の主流となり、我が家も時代の波に乗って楽チンなティーバッグ式に変えた。楽チン麦茶は水の中にポトッと落としておけば麦茶が出来上がるのだが、それでもお母さんは 「やっぱり煮出さないと美味しくない!」 と水出しは絶対にしなかった。そして必ずと言っていいほど 「煮出しても、やっぱり粒の麦茶のほうが美味しいねぇ」 と言うのだ。


ひとり暮らしを始めた頃、やっぱり私も粒の麦茶を煮出していた。ティーバッグ式より、美味しいもんねぇ。でも、豆かすがたくさん出るし、ティーバッグ式の方が経済的なので、いつからか粒の麦茶は出番が少なくなった。ティーバッグ式の方が多くなったとはいえ、作るときはお母さんと同じく、ちゃんとお茶専用のやかんで煮出し、それを冷やして飲んでいる。

いま飲んでいるのは、鶴瓶さんの顔が付いた麦茶。安いし量が多いんだけど、味はやっぱり・・・ねぇ。
忙しいときは粒の麦茶だと手間と時間がかかるので、最近は鶴瓶さんの麦茶に頼ることが多い。簡単且つ何とか美味しくならないもんかねぇ、と思って考えたのが、茶葉とのミックス。
やかんひとつで2リットルの麦茶が出来る。普通は鶴瓶さんを2袋入れるのだが、それを1袋にして、別の茶葉を入れるのだ。試してみた茶葉は緑茶、烏龍茶、ルイボスティーさんぴん茶、いろんな紅茶、等など。
いちばんのおススメは沖縄のさんぴん茶。麦茶の香ばしさとさんぴん茶の香りがミックスされ、さらりと飲みやすい麦茶ができる。ルイボスティーも良いね。まぁ、どれも 「不味い」 という仕上がりにはならないので、どれでも大丈夫!というのが結論かも。麦茶自体が味がしっかりしているので、それに香りがプラスされる、という感じかな。
毎日、同じ味の麦茶を飲むと飽きてしまうので、作るたびにいろんな茶葉をプラスして味と香りを楽しんでいる。

連日の暑さでヘロヘロだが、夏はまだまだ始まったばかり。3種類ぐらいのミックスで、好みの麦茶を完成させるのが今年の麦茶目標!かな?水分いっぱいとらないとね。



・・今日の重量【前日比0kg、基準日比−1.8kg】 ← お部屋の片付けとお掃除で汗だくだったんですけどねぇ