7月の会

先週、今は会社を辞めた元同僚の先輩男子と飲みに行った。一緒に働いていた時は、しょっちゅう飲みに行った4人グループの中のひとりで、大好きな先輩。彼はへそまがりでミザントロピィな私の、よき理解者。そんなことはひと言も話したことがないが、少し前にちょっと苦手な同僚たちと飲みに行った話をしたときに 「お!Lも人間嫌いを克服したか!?」 と言われてびっくり!私の中身なんて、全てお見通しなんだなぁ、悔しいっ!



その数日前、先輩から 「毎日暑いなぁ。飲みに行こう!」 とメールをもらった。猛暑の毎日で、飲みに行くのも面倒だったりするのだが、先輩には会いたい。 「そうだねぇ、ふたりとも7月が誕生日だったし、祝い酒でも飲みますか!」 ということで、金曜日の夜に出動。行ったお店は、先輩の希望で 「日南市じとっこ組合」 の田町店 。じとっこは最近、いろんな町で見かけるお店。鶏肉が好きな鶏人間としては気になっていたが、いつも混んでいて入ったことがなかった。この日も先輩は別の店舗に行こうと思っていたそうだが予約が取れず、田町店で何とか予約できたらしい。わーい! 
仕事をビシで終え、早めに行っているという先輩に追いつこうと何とか間に合ってお店に到着したところ、 「打ち合わせが延びて、少し遅れる」 とのメール。何じゃ、そりゃ。お店に入ると、もちろん満席。その中にひとつだけ空いている4人テーブル。まさか・・・と思ったが、そこが私たちの席だった。激混みの店内で4人テーブルにひとりは申し訳ない。思わずビールをお願いし、先輩到着までにジョッキ2杯を空けてしまったよ。


じとっこは宮崎地鶏のお店。メニューにも鶏料理がいっぱい!鶏人間にはたまらない。
とりあえず代表メニューのじとっこ焼きをオーダー。炭火で焼かれた鶏は、新鮮なのでレア仕上げだそうだ。熱々のうちに、ゆずこしょうをちょっと付けて口に放り込む。うーん、美味しい!レアということで歯応えもあり、イイ感じ。ビールが進む味だね。私は宮崎に行ったことがないので知らないが、地元でもこういう鉄板に載ってくるのかな。運ばれて来る時は、右の四角いところに木の棒が縦に刺さっていて、テーブルではその棒を抜き、板の下の片端に敷く。そうすると鉄板が斜めになって余計な油が片側に溜まる、ということらしい。賢いねぇ。


これはお通し。新鮮なきゅうりと、生のとうもろこし。
右のツボに入った、お店特製の味噌を付けて食べる。実は、きゅうりが苦手な私。先輩が、やたら新鮮で美味しいきゅうりだと言うので、何年かぶりにかじってみた。うーん、大丈夫!というか美味しい!特製味噌はナッツとかいろんなものがたくさん入っているそうで、 「これ、売ってくれないのかね」 と話していたら、帰りにお店の方が小さいタッパーに入れた味噌をくれた。こういうサービスは嬉しいねぇ。
生のとうもろこし。これがまた美味しかった。塩茹でした方が甘みが増すのはその通りなのだが、生も程好い甘さでシャキシャキしていて美味!美味しくて、先輩の分も私が食べちゃった。

きびなごの炙りの美味しさでスイッチが入った私たち。 「これにはビールじゃないよねー」 ということで意見がまとまり、 「藤の露 原酒 43度」 をロックでオーダー。こりゃぁ、美酒!香りがとても残るお酒だ。強いお酒に炙ったきびなご、サイコー! ちょっとロックじゃもったいないんじゃない?と、私は次に同じ藤の露をストレートで。更に香りが立ち、たまらん!ここから飲み、しゃべり、笑いっぱなしのふたり。


もうお腹もいっぱいになってきた頃、先輩がオーダーしたのが水ナス。しかも生。そしてわがままを言って、お通しの新鮮きゅうりもお願いした。
鶏をたくさん食べた胃袋に、生の水ナスは優しかったなぁ。粗塩を付けて食べてください、と言われたが、お塩が無いほうが美味しかった。どこぞの島の塩という高級塩らしいが、パワーが強すぎて合わなかった。水ナスは皮がパリっとしていて、身は瑞々しくて、お酒の後にはぴったり。お通しに出てきた特製味噌を付けても美味しかったが、やっぱりそのままがいちばん!何年ぶりかなぁ、生のナスやとうもろこしを食べたのって。やっぱり夏には夏野菜。旬のモノは有難い。

もっともっと鶏を食べたのに、撮った写真がじとっこ焼と生野菜2品なんてねぇ。おしゃべりに夢中で、写真を撮るなんて忘れていた。楽しいお酒はいいねー。7月生まれのふたりは、ヘロヘロに酔っ払って7月を締めたのだった。


日南市じとっこ組合 田町店   ぐるなびの田町店ページです



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