お母さんの宅配便

今週火曜日、お母さんから荷物が届いた。夏の間じゅう、 「何か食べるものを送ろうか」 と言われが、 「暑くてすぐに悪くなっちゃうから、涼しくなってからお願いするね」 と返事をしていた。最近また、お母さんから 「そろそろ涼しくなったから荷物送ろうか」 と言われ、 「そうだねぇ」 とお願い。お願いしたらお願いしたで 「何が食べたい?」 「欲しい物は?」 と連日の質問攻め。 「うーん、野菜かなぁ。高いから。あとは砂田屋さんのお菓子と、鉄子ちゃんリクエストでお母さんの作った 『がんづき』 が食べたい」 とお願いした。



そして届いた大きくて重いダンボール箱。開けて見ると、もの凄い量の食料たち。いろんな種類&大量の野菜、きのこ数種類、砂田屋さんの酒ケーキと焼き菓子、リポビタンD、アクロン、サンマの塩焼き、大きい梨など等、とにかく 「どうすりゃいいのー?」 状態。うちの小さい冷蔵庫じゃぁ、入り切らないよ。
部屋中がすごい状態なってしまったので、代表選手だけパチリ。田舎・岩手の甘いおふかし (甘いお赤飯) 、お煮しめ、ぶどう、近所の養鶏場の生卵。おふかしを送ってもらったのは、6月の宅配便以来だ。ずいぶん、久しぶりだわぁ。今回は、秋ということで栗入りの大サービス!甘いおふかしにごま塩をふって食べるのが最高に美味しいんだよねぇ。お煮しめは、大根がめっちゃ美味しく炊けた、とお母さんご自慢の一品。私は、田舎の硬いおとうふが大好き!ぶどうは、大好きな藤稔はもう終わりなので、紅伊豆。紅伊豆が出ると、 「あー、今年のぶどうシーズンも終わりだなぁ」 と寂しくなる。味わっていただきます!養鶏場の生卵は新鮮なので嬉しいんだけど、生卵を送るってすごいよなぁ、といつも思う。小さい頃から 「たまご娘」 と親戚中で言われていた私。未だに親戚の家に遊びに行くと、どの家でも玉子焼きを作ってくれる。有難いことだ。


これで暫くは食料を買わなくてもいいね、と思ったけど、よくよく見ると、どれもこれも急いで食べないといけない食料ばかり。追われるように食べ続けている。特に毎日、朝・昼両方のご飯代わりに食べているのがコレ。

ジャーン!田舎のお菓子 「がんづき」 。田舎で呼ぶときは 「がんづぎ」 だ。これだけだと大きさが分からないが、両手に載せて手が隠れるぐらいの大きさ。デカイ!しかも、コレ×5の量が届いた。確かに、鉄子ちゃんとか会社の同僚が待ってるよー、とは言ったけど、こんなに大量のがんづき、どうしよう。どうしようって、食べ切るんだ!がんづきは、粉に黒砂糖や牛乳やお酢などを入れて蒸した、いわゆる蒸しパン。でもね、お店で売っている蒸しパンとは全然、味が違うんだよー。やっぱり、田舎で作ってもらわないと食べられない美味しい美味しいお菓子。
今回、お母さんは大事なクルミを載せ忘れてしまい、失敗作とのこと。でも、やっぱり美味しかったよー。牛乳とのマリアージュは最高!ちなみに、クルミ&ごま載せの正統派がんづきはこちら。 「次は、ちゃんと入れるからねぇ。だって、台所に今回用のクルミがそのまま残ってるもん。今年のクルミはまだ皮の中だけど」 だって。 「いまは毎日、今年のクルミ拾いをしているよ。腐らせているところだから実を取り出すにはまだまだだけど、お正月には今年のクルミでくるみ餅が食べられるからね」 って言っていた。楽しみだなぁ、くるみ餅。がんづきは近々また、送ってもらおうっと!


いつもいつも、私の好きなものを箱に詰めて送ってくれる両親に感謝!準備するのはお母さんだけど、買い出しの足になって車を出してくれるお父さんにも感謝!
ちゃんと全部、食べるからねー。ありがとう!


・・・今日の重量【前回比+0.2kg、基準日比−2.2kg】 ← たとえ増えても食べ切ります!