食料補給に感謝!

数日前、お母さんから連絡があった。 「親戚のおじちゃんから美味しい梨が送られてきたの。Lにも食べさせたいから、荷物に入れて送るね」 と。
昨日はその荷物が届いた日。部屋の中は、夏服と冬服の入れ替えをするため、ドロボーが入った後のように、もの凄い状態になっている。出すもの、片付けるもの、捨てるもので、足の踏み場も無い。秋って、急にやって来るんだもん。暑がりの私はそれほど寒く感じないが、通勤電車の女性たちは既に、秋冬の服だもんなぁ。コートやブーツで、もう冬の人みたい。季節の変わり目、いつも 「東京のOLさんって、凄いわねぇ」 なんて思う。おいらにゃぁ、無理じゃ。


そんなぐちゃぐちゃの部屋で作業をしているところに、ピンポーン!狭い部屋なのに、玄関まで出るのにひと苦労。服を掻き分け、宅配便を受け取る。おっ、今回はクール便だね。
荷物の中にはお米、梨、ブドウ、野菜、きのこご飯、南部煎餅、くるみゆべし、お約束のリポDなど、 「よく、こんな重たい箱を運んだねぇ」 と思うぐらい、お母さんの愛が詰まっていた。



キレイな赤い粒々、筋子
筋子が大好きな私に、冷凍保存しておいた筋子を入れてくれたそうだ。わーい!わーい!キラキラだねぇ。
ちゃんと、ひと口サイズに切ってくれている。有難いなぁ。
白いご飯に筋子があれば、あとは何もいらないもんね。


私がリクエストした、サンマの煮付け。塩焼きは自分で焼いた焼き立ての方が美味しいけど、煮付けは自分の作ったものよりも、お母さんの作ったほうが何倍も美味しい。私が煮ると、煮すぎてボソボソになっちゃうことが多いんだよなぁ。あれ?何でお母さんのサンマは、お腹が割れていないの?
私はお腹に包丁を入れて内臓を取り出すから、煮るとタコさんウィンナーみたいにお腹が開いてしまう。お母さんに聞いたところ、 「サンマのさばき方、教えたじゃない。頭を斜めに切ってひっぱると、内臓も一緒にスーって取れたでしょ」 だって。あー、そうそう、そうだったね。そうすれば、煮てもタコさんウィンナーにならないのかぁ。ひとつ、お勉強。


お母さんが送ってくれる荷物の中身は全て、新聞紙に包まれている。野菜も、果物も、タッパーも、お菓子も全部。リポDだって、1本1本、新聞紙で包んである。荷物が届くと、45リットルのゴミ袋が新聞紙でいっぱいになるほどだ。
新聞紙に包まれていると何が何だか分からなくなるため、表にはマジックで中身が書いてある。これは、何と生卵! 「割れると怖いから入れないで!」 と言うのだが、卵大好きな私のために、近所の養鶏場の美味しい卵をいつも入れてくれる。表には 「タマゴだよ」 の文字。はいはい、今回も入れてくれたのね。取り扱い注意モノは、字も大きいんだよね。


「タマゴだよ」 の下に、謎の模様?記号?を発見!
これ、たぶんヒヨコだよね?卵だから。。。
そっかぁ、私の絵が下手なのはお母さんに似たのかぁ・・・納得。
でも、ちょっと可愛い!


お父さんが、障害者のバス旅行で青森に行ったときに、私に買ってきてくれたお土産の手ぬぐいとお菓子・・・の、残りだって。
この手ぬぐい、いい柄だなぁ。作品名は 「面・面・面」 。竹浪比呂央さん主催 「竹浪比呂志央ねぶた研究所」 のオフィシャルグッズだそうだ。ホント、素敵なデザイン。
お菓子の名前は 「金魚ねぶた」 。webで見たら、この金魚が箱に並んだ姿がとても可愛らしかった。中には真ん丸のゴムに入った赤いリンゴ味の羊羹。包みも中身も楽しめるお菓子だね。
お父さん、ありがとう!

実はこの荷物、ヤマトさんに持ち込みしたところ 「ちょっと重さがオーバーしているので、中身を少し出してください」 と言われ、カウンターで荷物を開き、リポD数本と卵用しょう油を抜いたそうだ。お母さん、ガッカリ。。。
いやいや、これだけ送ってもらえたら充分だよ。いつもいつも、ありがとうね!