日曜日のお休み

うちの部署は土日祝日も関係なく動いているため、なかなか日曜日に休めることがない。平日の休みはどこへ行っても空いていて、買い物も遊びもスイスイ。



今日は久し振りの日曜日休みに外出。しかも、これまた滅多に日曜日に休むことのない鉄子ちゃんと。目的は、映画 『僕達急行 A列車で行こう』 を観るため。
鉄道好きなふたりが主人公の映画ということで、一緒に観るお相手は鉄子ちゃんしかいないっしょ!座席は既に決まっていたとはいえ、上映時間5分前に映画館に到着した鉄子ちゃん。よかったぁ、間に合わないかと思ったよー。
隣の席は、小学生の男の子だった。この子は鉄道が大好きなようで、スクリーンに電車が映る度に 「あ、京急2000系!」 「スペーシアだ!」 などと次々、声を上げる。 「カッコいいなぁ」 なんて呟くもんだから、可愛くて可笑しくて、映画と同じぐらい面白かった。時々お母さんに 「シーッ!」 って言われていたけど、それでも止まらない呟き。うふふ。
もちろん、他のお客さんも鉄道が好きな人が多いようで、主人公の会話の中に出てくるちょっとした鉄道言葉に笑いが起こる。登場人物の名前が全て、列車に関わる名前だというのも笑えたなぁ。ホステスさんの源氏名だって 「あけぼの」 だったりするんだもん。観終わってからも鉄子ちゃんと、ツッコミどころ満載の映画の話をしながら盛り上がったわぁ。


映画を観たのは、大型ショッピングセンター 「ラゾーナ川崎」 に入っている109シネマズ。平日は空いているラゾーナだけど、今日はものすごい人の数。日曜日、且つライブイベントがあるようで、とにかくどこも人、人、人。

この広場の写真を撮ったのは10時半。この時点でできている行列は、イベント後の握手会のチケットをもらうために並んでいる列だったようだ。イベントは午後からなのに、既にこの状態だもんね。
映画を観終わった13時半にはもう、広場もテラスも人がギューギューで、もの凄いことになっていた。建物内の食事ができるお店は、どこも長蛇の列。
ラゾーナでのランチを諦め、 「やっぱり、日曜日に外出するって大変なのねぇ」 「平日休みに慣れちゃってるからねぇ」 なんて言いながら、JRに乗って川崎を離れた。本当は、もっとゆっくりラゾーナをぶらぶらするつもりだったんだけど、残念。

蒲田から池上線に乗って、とある博物館に行く予定だった私たち。時間が中途半端になってしまったため、ランチを採るか博物館を採るか悩み、ランチを採ることにした。 「オムライスが食べたい」 ということで意見が一致し、何度かお邪魔したことがあるお店に鉄子ちゃんと一緒に行った。

コム・シェ・ソワwith 餃子工房。餃子、オムライス、ステーキなどが有名なお店だ。以前は、気軽に入れる洋食屋さん、というイメージのお店だったが、店舗を改装してからは入りづらい雰囲気のオシャレなお店になり、寄ることが少なくなった。
今日は店主ひとりだけのようで、料理を作り、お水やお料理を運び、レジを打ち、とても忙しそうだった。いつも以上に時間が掛かりながらもなんとか登場したオムライス。中にチーズが入っていて、デミソースとも相性が良く、甘めで美味しい。実はこの前に餃子も食べたんだけど・・・また、食べ過ぎだね。


鉄子ちゃんオーダーの 「アサイライス」 。浅井シェフが作るハヤシライスだから、アサイライス。白いご飯をローストビーフで包み、デミソースと一緒にいただくオリジナルのハヤシライスだ。風の谷のナウシカに出てくるオームみたいなので、このお店を知っている友達と話すときは 「オーム」 と呼んでいる。
餃子も他のお料理も味がしっかりしているので、好みが分かれるかもしれないねぇ。シェフの料理に対する拘りがいっぱいのお店。 「世界一の餃子」 などと謳っているので 「ふんっ!」 って思う人もいるようだが、その自信が清々しくて私は好きだ。ここの餃子は、そのまま食べても美味しいが、タバスコを掛けて食べると更に美味しさが増す。たまらんねぇ。

ふたりとも満腹で 「お腹が歩いているみたいだね」 と言いながらテクテク。しばらくお散歩をしたり、東急の屋上で休んだり、パネル展を見たりして、駅で解散した。鉄子ちゃん、今日一日、お付き合いありがとうね。


日曜日のお休みは大変だぁ!ということを改めて思ったけど、そんな場所にお出掛けすることもまた、休日らしくていいかなぁ、なんて思った一日。
さぁ、明日から粗食、粗食。