“Tatekawa Blood” 立川志らく・談笑 二人会

今日は、よみうりホールで志らく・談笑の二人会。大好きなおふたりの会が増えて、おトク!今回のチケットは、田舎の同級生が取ってくれた。このために岩手の沿岸からわざわざ東京へ来る落語好き夫婦。志らくさんと談笑さんを勧めたのは私だなぁ。すっかりハマってしまったふたりは度々、落語のために東京に出てくる。贅沢だわぁ。。。



今日の会は 『立川談志追悼公演』 。談笑さんはまくらで 「この会が 『談志追悼』 なんて、さっき楽屋でチラシを見て始めて知った」 なんて言っていた。
で、何だかんだ言っても、演目はご覧の通り。談笑さんの 「黄金餅」 、いつものより少しグロさが割引きされていた。割引きといっても、お仲入り後に志らくさんが 「談笑の 『黄金餅』 を聴いて気持ちが悪くなった」 というぐらいにはグロかったけど。志らくさんの 「親子酒」 、たぶん初めて聴いたな。


お仲入り後の対談は、笑ったなぁ。家元の友人と息子さんだもんね。面白いネタが、出るわ出るわ。家元と陳平さんのケンカの話では、笑いっぱなし。あのぐらいの年齢になって、ケンカとは。しかも意地の張り合いで、可笑しい。
息子さんが、最近まで落語に興味がなかった、というのも面白かったなぁ。家元のいちばん近くにいらしたのに、そういうものなんだねぇ。


落語会の後、一緒に行った友人と、田舎から来た同級生夫婦と4人でご飯を食べに行くことにした。どこにしようか決めていなかったので、国際フォーラム前のガード下にある 「コパン・コパン」 へ。ここなら広いから、すぐに入れるもんね。相変わらず混んでるなぁ。



美味しい韓国料理と生マッコリで上機嫌の私たちのところへ、テーブルマジックのお兄さんが来てくれた。あれ?土曜日なのに?
そう思っていたら、今は曜日関係なく、いつもいるそうだ。同級生の旦那さん、純粋なのか真面目なのか、マジックに驚く、驚く。見ているこっちが笑ってしまうほどの驚きようだ。こういうの、イイお客さんっていうんだろうなぁ。
コインマジックと輪っかを使ったマジック、最後にカードマジックまでたっぷりやってくれた。楽しかったなぁ。旦那さん、 「いやぁ、やっぱり東京は違うねぇ」 だって。楽しんでくれたみたいで、良かったぁ。


もともと落語好きの旦那さんと、落語の話で盛り上がる。福岡出身の友人は同級生に、震災の時の話を聞いていた。同級生は宮古市に住んでいるが、仕事場は山田町。どちらも被害が酷かったからね。実家の1階はぐちゃぐちゃで、2階まで水が入ったんだよね。今は、がれきも撤去されているが、まだ海の前に山積みになっているとのこと。夏休みに帰ったら、どうなっているだろう。
最後は、ビビン麺で〆。盛岡のビビン麺とは違うねぇ、野菜は何が入っているのかなぁ、温玉がのってる!、辛味が少ないのもいいね、などと管理栄養士の同級生は仕事目線で味わっていた。ホント、美味しかったね。

お店を出て、 「今度は宮古で会おうねー!」 と言って解散した。高校時代の、数少ない仲良し同級生。卒業してからもこうやって会えること、彼女たちが無事だったことを、本当に有難いと思う。
また、美味しいお酒を飲もうね!今日は、ありがとう。