昆布の煮付け

田舎から戻ってきて一週間。実家に置いてきた洋服や急がないお土産たちを送ってもらうことになっていた日。昨日、お母さんから 「クール便で2箱送ったからね」 とメールが来ていた。2箱!?そんなに置いてきたものって無いけど・・・。


今回は無事、時間指定内にとどいた宅配便。確かに2箱だ。
開けてみると、自分が置いてきた荷物はダンボールの半分もなく、あとはお母さんが買い足したお土産、野菜、いつものリポD、乾物、おふかし (甘い赤飯) 、黒豆、調味料などなど、とにかくたくさんの食料。
そういえば田舎から戻る時、 「暑くてすぐに悪くなるから、何も持って行かないよ」 と言う私に、 「じゃぁ、帰りは持たせないで、後で送るからね」 って言ってたなぁ。黒豆は自分で煮るから豆のままでもいいのに。いつものことながら、感謝、感謝!



私が大好きな、昆布の煮付け。他のモノは一切入れない、昆布だけの煮付け。
黒豆は自分で煮るからって言ったけど、この昆布の味は、お母さんにしか出せない味。きっと他のお家よりもずっと甘いと思うけど、この甘さがたまらない。
荷物が届いた連絡をすると、お母さんが 「昆布は煮すぎてクタクタになっちゃった。でも、上の方のマシなところを送ったから食べてね」 だって。ありがとう!


大きなタッパーに入った甘いお赤飯をお茶碗に移し、チン!ごま塩を振って完成。昆布は温めずにそのまま、ね。嫌いと分かっているのに入れられたキュウリは、一緒に届いた宮古のおばあちゃんちの味噌をつけて食べるといいって。
これが、今日のお昼ご飯。私にとって、これ以上ない贅沢なお昼ご飯。