お彼岸のお菓子

実家では、お彼岸でお兄ちゃん家族が泊りに来ているらしい。いいなぁ。一緒にお墓参りしたいなぁ、と思いながらお仕事の一日。お母さんからは 「Lの分も、お線香あげてきたからね」 とメールをもらった。いつもいつも、ごめんね。ありがとう。


お昼休み。
今日は、お義姉さんとおじいちゃん、おばあちゃん、叔父ちゃんたちにお彼岸だんごをお供えしよう、と和菓子屋さんへ寄った。赤坂青野は、季節の上生菓子は美しいし、人気のごま名月や大福も美味しくて、よくお世話になるお店。
今日はお彼岸ということで、お店はいつも以上に混んでいた。前に3組、お客さんが待っている。待っている間に、次々と売り切れが伝えられる和菓子たち。ドキドキのまま待っていると、私の番に。ふーっ、買えて良かった。ひと安心。



自分と同僚のために秋らしいものを、と買った今日のおやつ、栗きんとん。
箱を開けて改めてみると、本当にキレイだ。金ピカピカだ。実は他の栗菓子は次々と売り切れ、何とか残っていたのがこの栗きんとんだった。ショーケースの中でも、キレイな黄色が目立っていたもんね。
栗の下には白餡、そのまた中にはこし餡の四角い羊羹が入っていた。いやぁ、栗はもちろん、大好きな白餡の美味しいこと、美味しいこと。同僚と一緒に、美味しい!と何度も言いながらいただいた。



こちらが、お彼岸団子。
ホームページを見ると、こし餡、つぶ餡、ごま、きなこと4種類あるようだが、こし餡しかなかった。4種類あったとしても、こし餡を選ぶ私。問題ないわ、とふたつ買った。ひとつは自分に、もうひとつは同僚に。
白い団子と緑の草団子に、大好きなこし餡がたっぷり!おはぎもいいけど、このこし餡ともっちり団子の組み合わせもイイんだよなぁ。こちらは家に帰ってから、ゆっくりと、ね。
手を合わせ、頭の中でお義姉さんたちにいろいろ話し掛けた。返事はないけど、聞こえているハズ。最後に 「私だけ、美味しいお彼岸団子を食べちゃってゴメンね」 と断ってからいただいた。
少し薄めの色をした、こし餡。和菓子の味を表現するときに使われる、 『上品な甘さ』 という言葉。このこし餡は正に、上品な甘さだ。 「甘いんですよ!」 とガッツリ主張するのではなく、とても控え目な甘さなんだよね。このお味だったら、いくらでも食べられてしまう。そんなお彼岸団子だ。


暑さ寒さも彼岸まで。本当に秋がやって来てしまった!と実感した、涼しいお彼岸の一日。明日もお仕事、頑張るからね。