たまにはイイよね

食事はなるべく自分で作るように心掛けているので、カップ麺はあまり食べないようにしている。安いし楽だし早いし、忙しいときには便利ではあるが、頼ってしまうとカップ生活から抜け出せなくなってしまいそうで・・・。
昨夜、ドラマのあるシーンで、カップ焼きそばを美味しそうに食べる男性が映っていた。それを見ているうちに、無性にカップ麺が食べたくなり、夜な夜なコンビニエンスストアに行き、ペヤングソースやきそば日清カップヌードルを買った。が、 「こんな夜中に食べてはイカン!」 と我慢。結局、今日の晩ご飯になってしまった。シリーズの中でいちばん好きな、カレー味だよ。



よく見ると、何となくパッケージが華やかだ。ほほぉ、9月18日は、カップヌードルの誕生日なのか。知らなかった!これは、バースデー記念パッケージなんだって。うふふ、カワイイ!久々のカップヌードル、美味しいなぁ。何だか昔よりもドロドロ感が少なく、あっさりスープになったような気がするが、どうなんだろう。
そうそう、いつか行ってみたいと思っている場所のひとつが、カップヌードルミュージアムチキンラーメンを手作りしたり、自分好みのオリジナルカップヌードルを作ることができるそうだ。夏休みは連日満員で、チビと一緒に行けなかったんだよねぇ。平日休みの日なら大丈夫かな。



私の記憶の中でいちばん古く、親しみがあるカップ麺は、この 『金ちゃんヌードル』 だ。このパッケージ、模様も素材も昔から変わっていないんじゃないかな。


田舎では、日清だけでなくカップ麺全般を、カップヌードルと呼んでいた。うちのおばあちゃんは 「カップニユードル」 って言ってたなぁ。その、おばあちゃんちの近所にある小さい商店で売っていたのが、コレだった。おばあちゃんちでカップヌードルと言えば、徳島製粉金ちゃんヌードル。おばあちゃんはあまり食べさせたがらなかったけど、たまにおねだりして買ってもらい、一緒に食べたよね。
何十年ぶりかにスーパーで見付けた時は、 「金ちゃん!」 とひとりなのに声に出してしまった。一瞬にして、おばあちゃんちの風景とおばあちゃんの顔、小さい頃の思い出たちが頭に浮かんだ。懐かしいなぁ。うん、やっぱりこのパッケージだよね。
ちなみに、日清のカップヌードルが誕生したのは1971年、金ちゃんヌードルは1973年だそうだ。もう、そんなに経つんだね。昔は、今みたいに、たくさんの種類はなかったよね。誕生から40年ぐらいで、味も麺もパッケージ素材も、何もかもがもの凄く進化したんだなぁ。


金ちゃんヌードルで楽しみなのは、具!
しっかりしたエビと、かやくの玉子がお気に入りだった。今も、昔と変わらないんだねぇ。嬉しい。お兄ちゃんにエビをあげ、代わりに私は玉子をもらっていたなぁ。いま思うと、それって割りに合わないんじゃないか!?でも、それが楽しかった。この玉子、大きくてふわっとしていて、美味しかったんだもん。
あ、カップの内側のギザギザも変わっていないね。外側とギザギザの内側と、二重構造みたいになっているんだよね。よし、よし。いいぞー!テンション上がるわ。

この日、ここまで写真を撮ったくせに、お湯を入れたあとの写真を撮り忘れた。蓋を開けた瞬間、テンションが上がり過ぎて、一気に食べちゃったからね。恥ずかしいぐらいの、はしゃぎっぷり。
次回はちゃんと、出来上がり写真も撮らないとっ!また忘れて、ニヤニヤしながら食べちゃいそうな気がするなぁ。ね、おばあちゃん。