帰省四日目・・・お疲れさまでした
5時前に起床。昨夜、酷く降っていた雨は上がっているね。良かった、良かった。
よし、ご飯は炊けている。サーモスにお茶を入れて持っていくんだよね。お湯を沸かさなくちゃ。今日はジャスミンティにするよ。昨日つぶしておいたポテトをサラダにして、葉っぱたちも千切って、スナップエンドウをチン！して。ひとつひとつ確認しながら作り、お弁当箱に詰めていく。5時半、上のチビが起きてきた。 「お弁当、もうちょっと待ってね」 と言いながら、朝ご飯を食べさせる。ちゃんと食べていくからエライ！お弁当が出来上がった頃、下のチビが起きてきて朝ご飯。一緒におじいちゃん （お父さん） も、朝ご飯。このふたりには、お弁当のおかずの残りも少しオマケ。
で、無事にお弁当完成！間に合ったぁ。ちょっとしたオマケで、個別包装になったミニカルパスを3個、お弁当袋に入れておいた。気付くかなぁ。お友達と三人でお弁当を食べているらしいので3個、ね。
いつもは駅まで自転車で行くチビだが、今日は帰りに盛岡駅でお義姉さんと待ち合わせて車で帰ってくることになっているため、私の運転で駅へ向かった。短い時間だったけど、いろいろ話ができて楽しかったぁ。行ってらっしゃい！
次に出掛けるのは下のチビ。今日は帰ってきたら、お義姉さんと一緒に私を盛岡駅まで送ってくれることになっている。 「今日は遊ばないで帰っておいでね」 「うん、急いで帰るからね」 と言いながら玄関で傘を手にするチビ。 「傘？さっき、お姉ちゃんを駅まで送って行ったけど、雨はあがってたよ」 と言う私に 「Lちゃん、外みて！」 と玄関ドアを開けるチビ。すると・・・外は何と、雪！しかも、横に降っている。ひゃー！気を付けて行ってらっしゃい。
はーっ、なんとか朝をクリア！ちかりたぁ。。。お茶碗を洗い終わり、お布団をあげたところでもう、グッタリ。ほんと、主婦って大変なんだねぇ。お義姉さんやお母さんはこれが毎日なんだもんね。頭が下がりますです、はい。
朝、降っていた雪は昼前には上がった。水仙も寒そうだったもんね。良かったぁ。東京に戻るための荷物をまとめ、少し休んでから、おじいちゃんとふたりでお母さんのお見舞いに向かった。もちろん、あったかい缶コーヒーを買うのも忘れずに、ね。
傷口の痛みも治まったらしく、体調も良さそうで安心。それでも今日も、手術前の麻酔が痛かったことを話すお母さん。よほど痛かったんだねぇ。来週には退院できるから、洗濯物ももういいよ、とのこと。コーヒーを飲み、暫くおしゃべりをして、使わないものを持って帰ることにし、 「次は夏休みに帰ってくるからね」 と言ってバイバイした。退院してからも無理しないでね、お母さん。
帰り際、お母さんに 「どこかでお昼ごはん食べでげ」 と言われた私たち。車の中で 「お昼ごはん、どうする？どこかで食べていく？」 と聞くと、 「そうすべ」 とおじいちゃん。 「じゃさ、産直の食堂に行こうか」 と言うと、おじいちゃんOK。おじいちゃんは、そこの味噌ラーメンが大好きだ。そして、私は牛骨スープの 「ぎゅう麺」 が大好き。お互い、迷いなくお気に入りを食べた。気に入ったものがあったら浮気せずチョイスするのは、この親に似たんだろうなぁ、なんて思いながら麺をすすった。
うーん、このスープ、本当に美味しいなぁ。おじいちゃんの味噌ラーメンのスープも、予想以上に美味しかった。満足！
お隣の産直を覗いてみた。果物は今、ちょうど何もない時期で、リンゴだけがたくさん並んでいた。今年も夏の後半には、美味しいぶどうが並ぶのかなぁ。楽しみ、楽しみ！
野菜もあまり種類がない時期だが、寒しめほうれんそうが並んでいた。青々とした葉っぱが美味しそう！この袋ひとつで100円！
買って帰ろうかと思ったが、うちの冷蔵庫にはほうれんそうが入っていることを思い出し、断念。また今度ね。
家に戻り、最後の荷造り。洗濯してまだ乾いていない部屋着は、実家に置いておくことにした。使った布団も干せなかったので、そのままたたんでおいた。お母さん、帰って来てからのお仕事を残しちゃってゴメンね。
忘れ物チェックをしにリビングへ。ここでキレイに咲いているのは、アマリリス。お正月に見たときには、ただのスッとした緑だったのに、キレイに咲いたねぇ。その花の大きさにビックリ。これ、私の手のひらよりもずっと大きいんだもん。八重のようで、普通のアマリリスよりも華やかだ。
病院でお母さんに 「アマリリス、キレイに咲かせたねぇ」 と言うと 「あれね、宅配便のお兄さんに頼まれて買ったんだけど、本当に咲くかどうか心配だったんだよね。あんなにキレイに咲くなんてねぇ」 だって。ホント、キレイ。
15時過ぎ、お義姉さんが仕事から帰ってきた。夜勤明けで疲れているだろうに、盛岡駅まで車で送ってくれることになっている。6時間授業を終えた下のチビも帰ってきたので、三人で車で家を出発！おじいちゃんはいつものように窓を開け、手を振って見送ってくれた。お母さんが帰ってくるまであと数日、おじいちゃんももう少しお留守番、宜しくね。
盛岡駅に着き、同僚や友達へのお土産を買うために駅ビルへ。そういえば、いつも買うお土産 「かもめの玉子」 は、お義姉さんの実家、大船渡のお菓子だね。 「かもめ買うの？」 と聞かれ 「うん、みんな喜ぶんだよ」 と言うと、 「そうなんだぁ」 とお義姉さん。私が好きな和菓子屋さんの前を通ったとき 「これ、すごく美味しいんだよ」 と言うと 「そうなんだぁ、食べたことないなぁ」 という声が返ってきた。岩手に住んでいると、岩手のお土産売り場をじっくり眺めることなんてなかなか無いもんねぇ。
ここで、学校帰りの上のチビも合流。帰る前に顔を見られてよかった！ 「街なかで見ると、なかなか高校生っぽいね」 と言う私に 「一応、ちゃんと高校生ですから」 とチビ。うふふ。そうなんだけどさぁ。
そのまま、新幹線の改札口まで見送りに来てくれたお義姉さんとチビたち。するとお義姉さんに、 「はい、お土産」 と袋を渡された。中を覗くと、私がさっき 「美味しいんだよ！」 と言ったお店の、そのお菓子だった。 「わーい、ありがとう！」 とお礼を言い、下のチビには 「次に来る時には犬がいるからね」 と言われ、手を振って別れた。改札口まで送ってもらったことがないので、何となく寂しくなったよ。
はーっ、今まででいちばん忙しくて大変な帰省だったけど、帰って良かったな。みんな、元気で仲良くねー！ありがとう。
