お魚を食べよう


先日、農林水産省水産庁職員の上田勝彦さんが出演したテレビ番組で、お魚の湯煮のことを知った。知った、というか、その調理方法を 「湯煮」 と呼ぶことを知った、という方が正しいかな。田舎のお母さんがいうところの 「ぽつっと炊く」 ってヤツだね。


上田さんのお魚の話は、いつも勉強になるねぇ。他の朝の番組で見ることがあるけれど、お魚博士だね。お魚の生態そのものの話も、簡単料理法の話も、本当に面白くてためになる。
今回の湯煮も、 「お魚は下処理さえすれば美味しさが増すし、簡単に食べられる」 ということから紹介していた。
 1、お魚の切身全体に塩をふる
 2、沸かした湯に、酒を少々入れる
 3、お魚を入れ、「沸騰させず」 に5分加熱する


これだけ。しかも、どんなお魚でもOKとのこと。湯煮をしたお魚は、どんな味付けでも合うそうで、これはお料理の幅が広がるねぇ。
今日はサバでやってみたのだが、あったかいまま少し食べてみたところ、こりゃぁ水煮缶詰と同じだぁ!と言ってしまった。いやぁ、ビックリ。味を付けなくても、このままで充分に美味しいんだもん。何より、簡単なのがイイね。


そうそう、カレイの煮付けも5分でできる、と紹介されていた。
 1、臭みを取るため、切身を水で簡単に洗う。
 2、フライパンに酒を入れ、沸騰したら切身を入れて蓋をする。
 3、醤油とみりんを加え、タレをお魚にかけながら煮る。
お酒で煮るのがポイントらしい。簡単バージョン、今度やってみようっと。そういえば、うちのお母さんは生姜の他にわかめを一緒に入れて煮るのだが、このわかめがまた、美味しいんだよねぇ。いつもたっぷり入れてもらって、カレイと同じぐらいわかめも主役になっている。


冬はお魚が美味しい季節。今年はいっぱい食べるぞー!