夏休みならぬ秋休み…帰省1日目



本日より岩手の実家。部署の中で順番に夏休みを取っていたら、何となく最後になり、こんな時期に。こんな時期に帰省することなんてないから、何だかヘンな感じだなぁ。
盛岡駅でお母さんと待ち合わせ。今回も、待ち合わせの改札とは逆側の改札で待っていたようだ。何度目かねぇ、この失敗。
ふたりで、開運橋そばの 『リストーロ金宝堂』 で、とんてきランチ。この味は、私たち家族の思い出の味。うん、今日も美味しい!



今は沿岸地方ではなく内陸に引っ越しているわが実家。少し休んでから、お母さんのリクエストで産直へ。夏はぶどうが自慢の町だが、ぶどうは殆ど終わっていて主役はりんごに変わっていた。産直の中が、とってもいい香りに包まれている。ぶどう同様、いろんな品種があり、地元の人は好みの品種でりんごを選ぶ。


再利用の段ボール箱に無造作に詰めこまれたお徳用りんご、新鮮でとにかく安い!この箱ひとつ、500円とか600円とか。うはぁ!


こちらの商品名 「渋柿」 。
これ、ひと箱いくらだったかなぁ。破格だった気がするけど忘れちゃった。干すこと前提で渋柿まで売っているところが面白い。
そういえば、町中で実が放置されたままの大きな柿の木を見掛けたから、こうやって敢えてお金を出して買う人なんていないんだろうなぁ。


これ買って、縄で縛って干したいところだが、それをやってしまうと洗濯物を干す場所が無くなってしまうからダメか…残念。



次にに寄ったのは、ホームセンター。ストーブの調子が悪いから、新しいのを買いたいそうだ。エアコンがあっても、やっぱりストーブなんだなぁ。火が危ないから、とオール電化の工事をしたんだけど、ね。年寄りにはエアコンはダメらしい。
入口正面、いちばん良い棚を占領していたのは、りんご梱包材の面々。りんごを包むフルーツキャップから専用の段ボール箱まで、品揃えにぬかりナシ!小さい写真は、そのお米バージョン。地域密着、さすがっ!



ストーブを仕入れてご機嫌のお母さんと一緒に、お隣にあるスーパーマーケットへ。お母さんはいつも 「お刺身、食いてぇべぇ」 と言う。 「いやいや、ここは内陸だからお刺身ってことはナイでしょ」 と思うのだが、海育ちの家族だからか、帰省の時には必ず言われる。やっぱり育った環境って、体や思考の一部となっていて染み付いているんだねぇ、といつも思う。で、 「ううん、要らない」 と言って 「えっ?何で?」 と返され、若干モメるのがいつものパターン。


最後にパンコーナーを覗くと、懐かしいイギリストースト発見!これ、北東北では当たり前にあるけれど、他では無いらしい。そして何と何と!内陸の町なのに、我が宮古市ソウルフード 『相馬屋』 のパンが売っているではないかっ!しかも、週2回も仕入れてくれているなんて。内陸でも人気が出てきたか!?盛岡には福田パンという超有名店があるが、やっぱり宮古人は相馬屋だもんねぇ。嬉しいねぇ。。。


田舎の夕暮れは、藤城清治の影絵のようにステキだ。


秋の帰省もイイなぁ。