桜色のお顔


今日は仕事の相方と、 「浅草茶寮Kuwasaru」 での恒例イベント 「嗜み部」 に参加。毎月一度、岩手ゆかりのお酒と旬のお料理を楽しむ会だ。時には蔵元さんがいらして、お酒のことをいろいろ教えてくださる。


今回は桜顔酒造さん。このラインナップの他にも、数種類が飲み放題。胸・・・だけじゃなくて胃袋も踊る。


社長さんのご挨拶で会がスタート!
桜顔酒造さんの名前の由来は、 「お酒を飲んで、桜色にぽっと赤らむ顔」 から来ているそうだ。社長さんの優しい語り口、ステキなお話に、場が和む。


店主自慢のお料理に、お酒は飲み放題。今日は飲むぞー!食べるぞー!来週は健康診断だぞー!


先付の白和え。
具材は柿、くらげ、あわ麩、きゅうりなど。お豆腐だけでなく生クリームも入っているそうだ。


相方は、この白和えでノックアウト! 「美味しすぎる。歴代の白和えのなかでナンバーワン!」 とのこと。


左は鯛の昆布締め。
真ん中のくわいは、一度擦ったものを丸めた揚げ物。くわいの形になっているところが楽しい。
右は栗の渋皮煮。ほんのり、コーヒーの香り。この渋皮煮、うーんっ!と声が出るほど美味しい。


牡蠣しんじょ。
ここで一旦、休憩。温かいものを体に入れるって、ホッとするねぇ。


甘い味噌味の汁が、本当に優しい。これにまた、相方ノックアウト!


焼き牡蠣。
その堂々とした風貌に、お店じゅうで 「うわぁ!」 と声が上がる。殻も大きいが、身はぷっくり丸くて、いい太り具合。


相方は、これを食べに来た、と言うほど牡蠣が大好きだ。いつもココで食べた焼き牡蠣自慢を聞かせているので、期待大の様子。食べた瞬間、もうたまらん!という顔をして声も出ない。結果、私の分もあげた。


大根も、たらこも、ニシンも、どれも繊細な炊き上がり。ニシンは三日間、煮込んだとか。
柔らかいのにしっかりした歯応えは、店主の腕。


私の中では、今日のお料理ナンバーワン!こんなニシンは、他では食べられないだろうな。


何の魚の卵か忘れちゃた。右下は大根の皮の醤油漬け。
これはお酒が進む!


この頃になると、ひと通りのお酒は飲でみたので、自分の好みのお酒をどんどん飲む体制に入っている。ひとつの酒造で、これほどいろんな味のお酒を作るのは大変だろうなぁ。社長さんの、麹や酵母の話が面白かったぁ!


店自慢のお蕎麦。何度いただいても美味しい。本当に美味しい。蕎麦屋でいいんじゃないの?っていうぐらい美味しい。


さっきのニシンがナンバーワンなのは、このお蕎麦はもう私の中で殿堂入りしているから。


リンゴのミルフィーユ。手間を掛けたデザートだ。
りんごのお酒があるぐらいだから、これをいただくとまた、お酒が飲みたくなる。デザートなのに。。。もう4時間も経っているのに、まだまだ飲める気がしてならない。
が、電車が。。。


次の参加の時は、翌日を休みにして浅草に泊まろうかな。そんなことまで考えてしまうほどの、イイ会だ。ごちそうさまでした!