真穴みかん 「貴賓」

すっぱい食べ物が苦手だ。お酢系も柑橘系も苦手、苦手。できることなら食べずにいたいが、体に良いから食べなさい!と周りの人たちに言われて無理やり口にする。そして 「不味い・・・」 。


みかんも同様。酸っぱいみかんに当たった時にはもう、全身鳥肌で、我慢して食べる、ということもできなくなる。
そんな私がとても気に入っているみかんがこちら。

愛媛県の真穴みかん 『貴賓』 。小粒24個入りで、そのお値段は5,650円!1個235円の計算になる。
この写真は今日、遊びに行った親戚の家で撮ったもの。昨日、私が贈ったみかんが届いたとのことで、開けずに待っていてくれた。右上に2個分の隙間があるのは、神棚にお供えした分が抜けているため。今日、食べたくて昨日着で送る手配をした、というのが正直なところなので、おばちゃんに 「一緒に食べていい?」 とおねだりして食べた。
これは贈答用にちょうど良いサイズとお値段で、とても喜ばれる。なぜって、味が美味しいから!この1個ずつ紙が巻かれている商品は 「特級」 。もう少しお安い 「摘みたて」 もある。


『貴賓』 の特徴は、サイズが小さいことと、極甘・薄皮。
写真のように皮が薄いため一気に剥けず、細かく少しずつ剥がしていく感じ。サイズは小さくても、皮を剥いていくと実がパンパンに弾けそうなのが分かる。香りも強く、指に付く黄色い色も他のみかんより濃い。この1個が200円以上するのだから、それぐらいのパワーがあって当然だ。
真穴みかんを初めて食べたのは、会社で手土産に頂いたときだったと思う。とにかく甘くて美味しく、「このみかんを覚えておこう」 と、みかんに貼ってある、丸に 「マ」 の字の赤いシールを剥がし、テープカッター台に貼ったのを覚えている。


果肉はこんな感じ。ひと粒ひと粒がしっかりとパッツンパッツンだ。そして口に入れると・・・
うわぁー!甘い!!極甘の表示に偽りナシだ。しかも、安っぽい甘みではなく、何て言ったらいいのか上手く表現できないが、もうとにかく深い甘みなのだ。有難や〜、と手を合せたくなる。
近所のスーパーで真穴みかん3kg入りが1000円程度で売られていたが、そちらは甘かったりハズレがあったりとバラつきがあったし、甘みの深みも 『貴賓』 ほどではなかった。やっぱり、こっちの方が断然、美味しい!あー、幸せ。
自分の分は、いつ届くんだったかなぁ。楽しみ、楽しみ!

●真穴みかん 「貴賓」   購入は専用webから。残念ながら今年の受付は終了したようです。