手術前の準備…リュープリン4回-8日目

明後日が入院、その翌日が手術予定。今日の病院はまず、麻酔科でのオリエンテーションから。
30人ぐらいがひとつの部屋に入り、スクリーンに映し出された映像を見ながら、麻酔科ドクターから麻酔の説明を受ける。
麻酔の種類、やり方、効果、事故率など、良い事も悪い事も丸ごと説明を受ける。実際に使う器具を見せながら説明してくれたので、非常に判り易かった。30分ほどの説明の後、個別に診察室に呼ばれ、自分がやる予定の麻酔の説明を受け、麻酔承諾書を受け取る。承諾書は、入院当日に持ってくるように、とのこと。私は全身麻酔と硬膜外麻酔の両方をやるそうだ。


腰のヘルニアのために脊髄注射をしたことがあり、その痛さをよく知っているので硬膜外麻酔が怖い&心配だ、ということをドクターに伝える。硬膜外麻酔というのは、脊髄とそれを覆っている硬膜の間にある液状の部分に管を通し、術中・術後にその管を通して麻酔をかけるもの。脊髄に直接、針を刺すわけではないが、その注射の仕方が、脊髄注射の痛さを連想させてしまう。麻酔科のドクターには 「どうしても怖いようなら他の方法をとるので大丈夫ですよ」 と言われた。術後の痛み止めのことを考えると 「やるしかないかなぁ」 と思ってはいるのだが。。。
全身麻酔についても、怖いと思っていることを伝える。義姉が帝王切開全身麻酔をして出産し2日後、"起き上がってOK"指示をもらって立ち上がった瞬間に倒れ、そのまま亡くなっているからだ。動かない間に足に血の塊ができ、立ち上がった瞬間にそれが肺に入ったからだそうだ。いまは膝から下に、血流を促すサポーターを着けたり足首から下にも血流を促す機械を着けることはスクリーンの映像でも説明を受けている。そうは言っても、うちの家族は全身麻酔と聞いただけで恐怖を感じる。
手術するためには仕方が無いので、家族には電話で、対策が講じられていることを伝えて納得してもらった。


麻酔科の次は婦人科へ。
最終確認のうえ、手術承諾書・輸血承諾書・特定生物由来製品使用承諾書の記載内容全てについて、ドクターから説明を受ける。これらも当日、署名・押印のうえ持って行く。
予定では手術前の外来は今日で終了。明日一日は何もないハズだった。
が、しかし!
ドクターに 「明日、初診で内科の外来を受診してくれる?」 と言われる。ひぇー、何でー!?
15年ぐらい前に甲状腺機能亢進症で入院したことがあり、いまは完治していることを病院側には伝えてあるのだが、麻酔科のドクターが、念のために治っているかどうか検査するように、と指示してきたそうだ。


何てこった!
明日は、父の退院を無理やり延ばしてもらって、母が東京に出てくる予定なのに。。。
東京駅のホームまで迎えに行かないと、東京のことは右も左も分からない母なのに。。。
もう、昼過ぎに東京駅着の切符も買ってあるのに。。。
「うーん、分かりました・・・」 とドクターには言ったものの、さぁ困った!母に 「迎えに行くまでホームに立ってて」 と言うわけにも行かない。
迷った挙句、従姉妹に電話をして事情を説明し、代わりに迎えに行ってもらうことにした。商売をしているのに悪いなぁと思ったが、初診で内科に行き、更に検査をしたら何時に終わるか分からない。今回は従姉妹に甘えることにした。申し訳ない! 


ということで、まだ続くことになってしまった通院。結局、会社を休んだ今日から毎日、病院じゃんか。ゆっくり休める日がない。
今日、病院のあと、まつ毛のエクステに行って来た。施術中にホットフラッシュが起き、目の周りを止めているテープが徐々に剥がれてくるのが分かった。入院のこともホットフラッシュのこともお店の人には話してあるので 「テープが汗で剥がれそうかも」 と言ったが、 「もうすぐ終わるから大丈夫ですよ」 と言われた。
こんな苦労だらけのホットフラッシュももうすぐ終わると思うと、まつ毛を追加したこともあって、かなりテンションが上がった!
さぁ、最後の準備、頑張るぞー!


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