退院後の生活…手術後4ヶ月+2日目

子宮筋腫核摘出の開腹手術をしたのが6/18。完全に普通の生活に戻っているが、現在の傷口はどんな状態かというと・・・

上部は赤くなっているものの、1ヶ月前9/17の写真と比べると、かなりの快復ぶりが分かる。縦の傷は色が薄くなり、傷の両脇、いわゆるホチキス部分はかなり痕が目立たなくなっている。実は写真には写っていない下半分はもっと、傷が薄くなっている。毎度毎度、同じことを言っているが、人間の自然治癒力って凄い!
あれほど大変だった傷口の痒みは全くなく、傷の奥(たぶん子宮)の 「シクシク のち ズキーン!」 という静かながらガツンと来る痛みも、いまは全くない。
レディースも順調に28日周期(とはいってもまだ2回だが)にやって来るし、至って健康だ。

来月上旬、会社の健康診断がある。個別に指定医療機関に行って検査を受けるのだが、去年のこの健康診断で、巨大な筋腫が発覚したんだったよなぁ。もう1年になるのか。大変な1年だったなぁ。
自覚症状はしっかりあったものの、確実に 「悪い」 と診断されるのが分かっていたので、婦人科検診を2年ほど拒否した。
その結果がこんなことに。。。あの時、きちんと婦人科検診を受けていたら、ソフトボール大の筋腫もまだ、ゴルフボール程度だっただろう。


自分がこうなってからは、周りの女性には 「必ず定期的に婦人科検診は受けてね」 と言っている。あの椅子が嫌だとか、男性の医師だと嫌だとか、以前の私と同じようなことを言っていたコも、実際に開腹手術をした私が言うと、「そうだよねぇ」 と言ってくれる。
いまはそれが、とても嬉しい。立派な反面教師だ。 「先生」 と呼んでくれぃ!


よく、乳がんになったタレントさんや有名人の方々がテレビで 「検診を受けてください」 と話しているのを観るが、自分がこうなるまでは、理解しているつもりでもどこか他人事に思えていた。
病気は違っていても、自分が婦人科の病気にかかってみて初めて、その訴えが素直に受け取れるようになった。やっぱり、実際にそうなってみないとなかなか理解するのは難しいんだなぁ、と思う。どこか 「自分だけはそうならない」 という根拠の無い確信があるからだ。
心的にも体的にも、フトコロ的にも時間的にも、とにかく色んなモノを使って、失って、犠牲にしてしまった。
とにかく世の女性たちには、定期的に婦人科検診を受けて欲しい。そして自覚症状があったらすぐに、病院で診てもらって欲しい。
いま思うのは、それだけ。


今年の健康診断でも、きちんと婦人科検診を受けようっと。マンモやったら、乳腺腫瘤が消えているといいな。。。



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