雨だ!と最初に気付くのは?

今日の東京のお天気は曇りから雨。日中は、いつ雨が落ちてきてもいいような曇り空がずっと続いた。同僚と外を眺めながら 「1秒後に雨が落ちてきてもおかしくない空だね」 と話した。


今年の夏休み、実家に帰っていたときのこと。私が車を運転し、両親を乗せて買い物に行くことになった。蒸し暑くて、今にも雨が落ちてきそうな曇り空。車にエンジンを掛け、足が悪いお父さんのために玄関の近くに車を寄せた。運転席で待っていると、先にお父さんが家から出てきた。ちょうどそのとき、フロントガラスにポツポツと雨が当たった。お父さんは、雨に気付いて空を見上げた。


杖をつきながら足をひきずって車まで歩き、助手席のドアを開け、笑いながらお父さんが言った。 「せっこぎさ先に雨が当だるずーが、本当だぁなぁ」 。 「せっこぎ」 とは田舎の言葉で 「怠け者」 のこと。お父さんの言葉を標準語訳すると 「怠け者に、先に雨が当たるというけど、本当だな」 ってところかな。
「あははは!それ、面白い!」 と言うと、お父さんは更に 「ガハハハハ!」 と笑った。体が不自由で動きが遅いお父さんの自虐ネタに、思いっきり笑っちゃった。


あとで車に乗ってきたお母さん、 「なに笑ってるの?」 と不思議そうな顔。 「なんでもないよー!」 と言いながら、お父さんと私でまた、 「ガハハハハ!」 と笑った。
そんな、なんでもない夏の日のひとコマ。




・・・今日の重量【前回比0.0kg、基準日比−2.8kg】 ← 月内は肉、11月から野菜生活。