肥前とうふ「ペロン」と「ペロリン」

蒲田駅ビルGRANDUO(グランデュオ)西館B1にあるデイリーフード&グロサリーショップ「KITANOYA(キタノヤ)」は、日本全国から選りすぐった食材を集めた面白い店だ。酒もあり、それに合うチーズも豊富。調味料もお菓子も何もかもが全国のこだわり品だ。通常のスーパーより少し高めだが、それでも美味しいものを食べたいので、しょっちゅう覗いている。


今日、私が購入したのは大好きなロータスカラメルビスケットと変わった名前の豆腐。

佐賀県佐賀市にある(有)肥前とうふのピーナツ豆腐とごま豆腐。どちらも259円と、ちょっと高い。
写真左:ピーナツ豆腐<ペロン> 204Kcal
写真右:ごま豆腐<ペロリン> 184Kcal
他に黒ごま豆腐<クロリン>と京風ごま豆腐<シロリン>もあった。クロリンはその名の通り黒く、シロリンはあっさりがウリのようでペロリンよりもっと色が薄い。
真空パックになっており、液体が入っているかのようなふにゃふにゃ状態。封を切ったら本当に固まっているのだろうか、と思わせるほどだ。パックにぴったりと張付いているので、片側を切り開け、そこから水を流し入れてツルンと出す。
その味は…

ピーナツ豆腐ペロンはデザートのような甘さのピーナツ感いっぱい豆腐。ねっとりねとねとしていて、舌に張付くようだ。
同封の食べ方案内に『冷やして、そのままか、しょう油等お好みに合わせて』と書いてあったのでしょう油をかけてみた。甘みが抑えられて食べやすくなった。ポン酢も試してみたが、酢が強くてあまり合わない。
『お口の中でトロリととろけるように、練り上げました』とあるが、本当に「練り上げた」という言葉がピッタリだ。
食事の時よりも、デザートとして若しくは小腹が空いたときに食べるのが良いと思った。


ごま豆腐ペロリンはペロンよりもあっさりしている。ごまも風味が良く、主張が強すぎなくて美味しい。
ねっとりしているのはペロンと同じだが、甘さが抑えられている分、こちらのねっとりの方が食べやすく感じた。
『冷やして、そのままか、又は酢みそ、しょう油、ポン酢等、云々』とあったので試してみたが、やはりしょう油がいちばん合う気がした。そのままでも良いかな。
ペロリンよりあっさりしていると思われる京風ごま豆腐シロリンはまだ食べたことがないが、かなり期待できそうだ。
ちなみにうちのしょう油はKITANOYAで買った岡山県新見市のカツマル醤油醸造「米しょうゆ」。醤油ではなく醤油風調味料らしい。風味が良くて気に入っている。


ひとり暮らしで消費量も少ないので、安い特大サイズの食材を買うよりも、量が少なくても美味しいものを欲しいと思ってしまう。
これって、独身の間だけの贅沢かなぁ。


KITANOYA 運営会社のKITANOYAページ
GRANDUO蒲田 KITANOYAのページ
肥前とうふ 残念ながらウェブサイトがないようなので食べログで。電話注文ができるようです。