助かった・・・

ここ数日、椎間板ヘルニアの症状が悪化し、痛い痛い!家でゆっくり過ごしている時間は 「おっ、今日は大丈夫そうだ」 と思うのだが、家を出て3分ほど歩くともう、腰周りの痛みが尋常じゃないレベルに達する。ホームで電車を待っている間も、立っているのが辛い。荷物の重みがかからないように足元に置いて待つのだが、それでもジンジン、チクチクと腰や股関節が猛烈に痛みアピールをしてくる。電車で座っていてもその痛みは続き、 「うっ」 と声が出てしまうことも多くなってきた。
足をかばって歩くことと、荷物の重さが原因なんだろうな。荷物を最低限にし、バッグをリュックに変えてもダメ。恥を捨ててリュックを前に抱えても、痛みが始まってからではもう遅い。結局、途中からタクシーで会社や自宅に向かう毎日。このままじゃぁ、タクシー代で破産しちゃうよ。500mlのペットボトル1本でも痛みが増すし、もうどうしようもないね。


今日は病院の日。おじいちゃん先生は足指の骨折で来たと思っているから 「どうだ?まだまだ痛いだろ」 と聞いてきた。 「はい、足じゃなくて腰が・・・」 と私。症状を説明し、レントゲン写真を撮って診てもらった。やっぱりヘルニーちゃんが原因だった。腰を引っ張ってもらい、ウォーターベッドみたいになった水圧でマッサージする機械にもお世話になってみたが、やっぱり病院を出て50mほど歩くともう、腰周りは限界。
しかも今日は、病院のカウンターに薬を忘れてしまい、家の近くからまた病院に戻って薬を受け取る、というアホなことをしてしまった。いやぁ、痛い痛い!これじゃぁ、食材を買って持ち帰ることもできないよ。


夕方、お母さんからダンボールがふたつ届いた。部屋に置き場所がなく預けていたコートたちを送ってもらうことになっていたからだ。ダンボールのひとつはコート、もうひとつは食料が入っていた。有難い!キャベツやタマネギ、ニンジンなどの重い野菜、助かるわぁ。今は自分で持ち帰ることができないからね。いつものリポDや養鶏場の生卵なども入っている。有難い、有難い!



カニご飯。
お母さん、 「カニご飯炊いたら底の方が焦げちゃったけど、ちゃんと取ったから」 だって。
えーっ、お母さん!そのおこげが美味しいのにぃー!
ほぐした身がたくさん入っていて、美味しいよ。あ、チン!してから写真を撮れば良かったなぁ・・・失敗。


いつもの昆布の煮物。
今回は前回の反省を生かし、小さめに結んだそうだ。 「結ばなくてもよかったのに」 と言うと 「でも、結んだほうが食べやすいでしょ」 とお母さん。
こんなにたくさん結ぶの、大変だっただろうなぁ。ありがとね。


味付はらっこ。あ、いくら、ね。
お義姉さんちのおばあちゃんが作ったもののおすそ分けだそうだ。そっか、うちのよりも水分が多いもんね。
はらっこの味は家庭ごとに違うから、家の冷蔵庫にあると 「これ、どこのはらっこ?」 と聞いてしまう。この違いが楽しいよね。
うちと比べると甘いね。白いご飯にピッタリ!嬉しいなぁ。


お母さんの作ったイカの塩辛。田舎では 「切りこみ」 と呼ぶ。訛っているから 「きりごみ」 ね。
うちのお母さんの切りこみは、本当に美味しい!今回は作った本人が 「美味しく出来た!」 と言っていたので、更に美味しく感じるよ。
イカのワタを多く使うのが美味しく作るコツだそうだ。お店で売っている塩辛を食べると濃さが全く違うもんね。お店のものはサラッとしているもん。そうそう、お母さんの切りこみは足も入っているから好き!足のグニグニした食感がたまらない。


洋梨・・・かな。田舎では 「みだぐなし」 。
東北地方では結構、こう呼ばれているようだ。見たくない、つまり見た目が悪いとか格好悪いとか不細工とか、そういう意味だ。が、私はこれが大好き!少しとろけるぐらいまで置いておいてから食べると、トロリと甘くて美味しい。シャキシャキの梨よりも断然、みだぐ梨だなぁ。
お父さんが通う障害者センター脇の産直にあるそうで、私が好きだから、と荷物に入れるために買ってきてくれたそうだ。わーい、嬉しい!ありがとね。
ビタミン摂って、骨折もヘルニーちゃんも治すぞー!