ひたし豆(青大豆)を茹でる

この間、池上梅園に梅を観に行った帰り、素敵な豆屋さんを見付けて買った、ひたし豆。普通の青大豆と品種が違うのかなぁ。見た目は変わらない青豆なんだけど。青豆=青大豆。うちの田舎では青豆と呼ぶので、そう言った方がしっくり来る。
ま、とにかく私は青豆が大好き人間。さっそく塩茹でしてみた。
1/24の日記で青豆を茹でたときは、モコモコのアクがすごかったが、今回はどうかなぁ。あのアク量を思い出し、ゆでこぼし(二度茹で)にしようかとも思ったが、やっぱり面倒なので差し水だけで乗り切ることにした。たぶん前回は、重曹を入れたのがアクが増した原因だよ、うん。


まず、乾燥した青豆を水に浸ける。時間は8時間と言われているが、私の場合は休日前夜、寝る前に浸けておき、起きて気が向いたら茹でるので時間は適当。
たまたま今回は8時間ぴったりだった。
いつもの青豆とひたし豆が違うのは、まるで中に粒が2個入っているように、ボディの真ん中に窪みが出来たこと。どの豆を見ても、きれいにふたつに分けられるような窪みが出来ている。これは不思議!赤ちゃんのプニプニの腕のようだ。


浸けておいた水ごとお鍋に入れ、足りないようなら水を足し、強めの中火で茹でる。
うちにはお豆さん専用の鍋がふたつある。ひとつは学校や集会場にあるような金色の特大鍋で、これは黒豆を煮る時によく使う。表面積が大きいので、コトコトじっくり煮る時に具合が良いからだ。今回は小さ目の20年選手鍋の方を使った。古いけど私の愛用鍋。
さてさて、沸騰してくると、こんな感じに青豆が浮いてくる。あれ?前回みたいに悪魔が出て来そうなアクが出ないぞ?
青豆が浮いたり踊ったりし始めたら、ここで差し水をしてお湯の温度を下げる。これで青豆の中の方がじんわり茹で上がって美味しくなる・・・ハズ。


さっきまで踊っていた青豆が一斉に、鍋の底に沈む。ここから火を少し弱め、お塩を入れ、好みの硬さに茹でる。途中、アクが出てきたら、お玉で掬って取り除く。
青豆は、茹で上がるのがけっこう早いので、こまめに硬さをチェックした方がいい。私の場合は硬めが好きなので、「ちょっと硬いかな」 というぐらいでお湯から上げると、出来上がりがちょうど良い。


出来上がりー!見よ、このふっくらツヤツヤの輝きを!茹でる前の窪みもなくなり、ピン!とハリのあるお肌が完成!
冷水に入れると色がきれいに残る、という人もいるが、水っぽくなるのが嫌なので私はやらない。このまま自然に冷ます。
よーし、これでまた数日、青豆生活を堪能できるぞ。簡単に七味マヨネーズで和えても良し、ワカメを加えて薄めのめんつゆに暫く浸けても良し、ポテトサラダに混ぜても良し、そのままビールのつまみにしても良し、とにかくヨシ、ヨシ!

とりあえず今朝は、チンした春キャベツと一緒にポン酢で和え、さっぱり系でいただいた。夜は、このあいだ作ったニラだれをかけて、これまたサッパリ系でビールのおつまみに。
うー、美味いっ!青豆バンザイ!!